奈良県明日香村 大原神社
(Oharajinja Shrine, Asuka Village, Nara Pref.)
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藤原鎌足誕生の地 |
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December 23, 2016 野崎順次 source movie
奈良県高市郡明日香村小原
大原の里
藤原鎌足の誕生地
藤原鎌足は、「大織冠伝」(760年頃成立)によると、推古天皇22年 (614年)、大倭(大和)国高市郡の人として、藤原の第(邸宅)に生まれたと記されている。藤原は、現在のここ明日香村小原の地である。
すぐ右手の田圃には、明治初年まで、「藤原寺」(鎌足誕生堂)が建っていて、江戸時代後期に、国学者の本居宣長も訪れている。
鎌足は、中大兄皇子(後の天智天皇)を助けて、「大化の改新」を推進する偉業をなし遂げた。669年、臨終の床で、天智天皇から、最高位の「大織冠」の冠位を与えられ、その後、一千年以上も続く藤原氏の祖となった。
飛鳥坐神社より通じるこの道は、ここから東へ上がること約4kmの山頂にある、鎌足を祀る「談山神社」への表参道である。
ここ大原神社の奧の竹田川のほとりには、「藤原鎌足産湯の井戸」、左手の森には、鎌足の母「大伴夫人」の墓がある。
また当神社の正面左手には、天武天皇と鎌足の娘の藤原夫人との間に交わされた、万葉集の歌二首を刻んだ石碑がある。
平成十八年(2006年)一月 明日香村小原 藤原鎌足顕彰会
(現地説明版より)
大原神社
鎌足産湯の井戸
大原神社遠景
鎌足の母「大伴夫人」の墓
円墳、東西約11m、南北約12m、高さ約2.4m
大伴夫人は、大伴咋(くい)の娘・智仙娘。中臣御食子(なかとみのみけこ)の妻となって鎌足を生んでいます。大伴咋は任那問題で失脚した大連・大伴金村の子です。崇峻天皇から推古天皇の時代にかけて活躍しました。崇峻天皇4年には、任那再興のため大将軍となって筑紫まで出陣しています。
(奈良の名所・古跡ウェブサイトより)
その他
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