奈良県斑鳩町中宮寺
Chuguji,Ikaruga town,Nara Pref.
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June 8, 2014 中山辰夫
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1−1−2
宗派:聖徳宗
本尊:弥勒菩薩半画像跏像「伝如意輪観音」
聖徳太子が母のために建立したとされる日本最古の尼寺である。法隆寺と隣接している。
参詣者の目当ては、本尊:弥勒菩薩半画像跏像と天寿国繍帳である。
592(崇峻5)年、聖徳太子が母の遺志により斑鳩跡に建立したとされる。太子が亡くなると、妃の橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)によって天寿国繍帳が製作された。平安時代に入って伽藍が衰退した。天文年間(1532〜55)に慈覚院宮高裕尊智女王が入寺され門跡寺院となり新たな伽藍が造営された。
それ以降、中宮寺は皇室の子女の修行の場となった。
山号「法興山」
表御殿・他
境内〜本堂
境内は尼寺らしい雰囲気に包まれている。4月下旬にはヤマブキが境内を彩る。本堂は高松宮妃殿下の発案による耐震耐火構造で、歌舞伎座を手掛けた建築家・吉田五十八(いそや)氏の設計で、1968(昭和43)年に完成した。
≪参考≫
■本尊:如意輪観世音菩薩(弥勒菩薩半跏像) 【国宝・飛鳥時代】 像高:87cm
柔らかく気高い微笑! 世界三大微笑像の一つ(エジプトのスフィンクス・モナ・リザ)とされる。
現在は全身が黒色の漆で覆われている。これは下地として塗られたもので、作られた当初は色鮮やかに彩色されていた。漆黒の艶やかさも神秘的である。
■天寿国繍帳 【国宝:飛鳥時代】
日本最古の刺繍である。展示品は複製品である。
参考資料≪中宮寺HP、パンフレット、百寺巡礼、他より引用≫
■切手の図柄に採用
弥勒菩薩半跏像は1952昭和27)年頃より採用されている。1952年6月発行分は時価900円、1966年発行分は時価1400円と取引されている。
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