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奈良県御所市 長柄神社

(Nagarajinja Shrine, Gose City, Nara)

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October 30, 2022 野崎順次  source movie

奈良県御所市名柄271

式内社で、旧社格は村社。別称を「姫の宮」とも。
主祭神 下照姫命 (したてるひめのみこと)

創建は不詳[1]。『古事記』では「葛城長江」の名称が見えるが、「長江(ながえ)」と「長柄(ながえ/ながら)」は同義語であって葛城山の長い尾根を意味するといわれる[2]。また『日本書紀』神武天皇即位前紀己未年2月20日条に見える「臍見長柄丘岬」を当地に比定する説もある[1][3](文脈上から天理市長柄町に比定する説もある)。なお神社付近では、銅鐸(名柄銅鐸)・多紐細文鏡の出土や、5世紀中頃の首長居館遺構(名柄遺跡)が知られる。
(中略)
その後の変遷は不詳であるが、本殿の造営・再建について鎌倉時代の正和元年(1312年)まで遡る棟札が現在に伝わっている。また、『春日神社文書』応永25年(1418年)の「吐田庄注進文」では「ナカラノミヤ」の記載があるが、これは当社に比定される。
(ウィキペディア「長柄神社(御所市)」より)

   

拝殿

       


県文 長柄神社本殿
本殿は一間社春日造。表面は丹塗で、屋根はかつて檜皮葺であったが、現在では銅板葺である。細部に禅宗様の様式が見られ、造営年代は不明ながら室町時代中頃まで遡ると推定されている。正和元年(1312年)を最古とする棟札17枚も伝わっており、様式から嘉吉元年(1441年)または長享3年(1489年)の棟札に該当すると推測される。
(ウィキペディア「長柄神社(御所市)」より)

     

本殿の庇には泥絵の具で龍が描かれているので有名である。

        


Oct.2011 野崎順次

御所市名柄

撮影日: 2011年10月16日

長柄神社は名柄街道と水越街道の交差点に位置し、祭神は下照姫で、俗に姫の宮と称し「延喜式」神名帳に記されている。日本書紀には天武天皇が天武9年9月9日の条に「朝嬬に幸す。因りて大山位より「以下の馬を名柄杜に看す」と記され、流鏑馬(やぶさめ)をご覧になった事が記されている。本殿は県指定文化財になっている。

               

県文 長柄神社本殿 室町中期

一間春日造、桧皮葺、円塗。向拝に垂木がない珍しい造りで、軒の裏板の雲竜の彩画も見事である。禅宗(唐)様の模様である。左回りに見ていく。

                    

参考資料

御所市HP

神奈備HP

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