奈良県御所市 高鴨神社
(Takakamojinja Shrine, Gose City, Nara)
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御所市鴨神1110 高鴨神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 天文12(1543) 三間社流造、正面軒唐破風付、檜皮葺 棟札1枚 19020731
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奈良県御所市鴨神1110
高鴨神社
阿遅志貴高日子根命(迦毛之大御神)を主祭神とし、下照比売命・天稚彦命、事代主命、阿治須岐速雄命(主祭神の御子)を配祀する。
(中略)
当地は鴨氏一族の発祥の地であり、その氏神として祀られたものである。鴨氏はこの丘陵から奈良盆地に出て、葛城川の岸辺に移った一族が鴨都波神社を、東持田に移った一族が葛木御歳神社を祀った。後に、高鴨神社を上鴨社、御歳神社を中鴨社、鴨都波神社を下鴨社と呼ぶようになった。
延喜式神名帳では「高鴨阿治須岐託彦根命神社 四座」と記載され、名神大社に列し、月次・相嘗・新嘗の幣帛に預ると記されている。
(ウィキペディア「高鴨神社」より)
パンフレットと現地説明板
鳥居、狛犬、手水舎
参道と神木大杉
拝殿と本殿
一足早い紅葉
歌碑
県文 摂社 東神社
(天児屋根命・天照大御神・住吉三前大神)
末社 佐味護國神社、大山神社、春日神社、大黒石、雷社、細井神社、西佐味神社。市杵島神社
氷室池
殉国英霊碑、遙拝所など
所在地 奈良県御所市鴨神1110
鳥居と鐘楼
参道から拝殿、本殿
境内社
氷室池
奈良県御所市鴨神 1110
全国鴨社総本宮
撮影日: 2011年10月23日
この地は大和の名門の豪族である鴨の一族の発祥の地で本社はその鴨族が守護神としていつきまつった社の一つである。『延喜式』神名帳には「高鴨阿治須岐詫彦根命(たかかもあじすきたかひこねのみこと)神社」とみえ、月次・相嘗・新嘗の祭には官幣に預かる名神大社で、最高の社格をもつ神社であった。清和天皇貞観元(859)年正月には、大和の名社である大神神社や大和大国魂神社とならんで従二位の御神階にあった本社の御祭神も共に従一位に叙せられました。弥生中期、鴨族の一部はこの丘陵から大和平野の西南端、今の御所市に移り、葛城川の岸辺に鴨都波神社をまつって水稲生活を始めた。また東持田の地に移った一派も葛木御歳神社を中心に、同じく水稲耕作に入った。そのため一般に本社を上鴨社、御歳神社を中鴨社、鴨都波神社を下鴨社と呼ぶようになった。このほか鴨の一族はひろく全国に分布し、その地で鴨族の神を祀ったが、中でも京都の賀茂大社は有名だが、本社はそれら賀茂社の総社にあたる。当神社の神域は鉱脈の上にあることも重なり、多くの「神気」が出ていることでも有名とされる。「カモ」は「カミ」と同源であり「カモす」という言葉から派生し「気」が放出しているさまを表すという。
現地説明板
鳥居、社務所、春に咲く日本さくらそうが有名
参道を進む、御神木の杉が迫力ある。
さらに石段を上ると拝殿と本殿がある。
重文 高鴨神社本殿 室町後期 天文十二年(1543)再建
三間社流造、正面軒唐破風付、檜皮葺
主祭神 阿治須岐高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
阿治須岐速雄命(あじすきはやおのみこと)
下照姫命(したてるひめのみこと)・天稚彦命(あめわかひこのみこと)
石段を降りて東に回ると、東宮がある。
県文 東宮 江戸 寛文十二年(1672年)
祭神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天兒屋根命(あめのこやねのみこと)
住吉大神(すみよしのおおかみ)
東宮から境内を西に向かう。
西宮 江戸 貞享二年(1685)
祭 神 多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)(母神)
塩冶彦命(えんやひこのみこと)
瀧津彦命(たきつひこのみこと)
参考資料
高鴨神社HP
国指定文化財等データベース
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