奈良県生駒市 竹林寺
(Chikurinji Temple, Ikoma City, Nara Pref.)
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行基墓がある。 |
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July 2012 野崎順次 source movie
奈良県生駒市有里町211-1
律宗 生馬山 竹林寺
撮影日: 2012年7月29日
寺名は文殊の霊場中国の五台山大聖竹林寺にちなむ。奈良時代初期頃に行基菩薩が開基した「生馬仙房」の後身寺院と考えられている。明治以降は廃寺同然となり、本山の唐招提寺が管理していた。平成9年(1997)から境内の整備が進められている。本尊は文殊菩薩騎獅像。
西墓所に鎌倉時代の高僧忍性の五輪塔がある(忍性墓は鎌倉の極楽寺と大和郡山の額安寺にもある)。
再建された本堂(1998年に落慶)と庫裡
国史跡 行基墓
奈良時代に文殊菩薩の化身と仰がれた行基の墓。約5世紀後の文暦2年(1235年)、寂滅という僧の著した『竹林寺縁起』によると、同年、寂滅らは行基の夢告にしたがって生駒山の行基の墓を掘り起こしたところ、舎利瓶(蔵骨器)や墓誌を発見したという。墓誌の記載内容は唐招提寺文書中に残されており、それによると、行基は菅原寺(現・奈良市喜光寺)で没した後、「生馬山之東陵」で火葬に付されたという。行基の舎利瓶と墓誌は再埋納されたが、銅製墓誌のごく一部の残片が江戸時代末期に発掘され、地元の個人の所有となっていた。これは昭和8年(1933年)11月11日、「銅製行基舎利瓶残片」の名で重要美術品に認定され、現在は奈良国立博物館の所蔵となっている。
南側には生駒谷唯一と言われる前方後円墳の竹林寺古墳がある。古墳時代前期後半の4世紀中頃と比定される。前方部先端と後円部の一部が失われ、後円部は墳頂に通じる小道が通り、掘削による損傷が生じている。その他の部分は雑木林に覆われ、開墾による削平を受けておらず、原型を比較的よく留める。生駒山から東に延びる丘陵の斜面に築造され、尾根筋に平行して主軸を東西に向ける。現存している墳丘の全長は45メートルで、後円部の規模から、築造当初の全長は60メートル前後と推定される。後円部径は約30メートルで、南裾から墳頂までの高さは8メートルである。
古そうな建物だなと思ったら、天理教会だった。
参考資料
奈良の寺社HP
ウィキペディア「竹林寺古墳」
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