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奈良県生駒市 長福寺

(Chofukuji Temple, Ikoma City, Nara)

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生駒市俵口町841 長福寺本堂 重文 近世以前/寺院 鎌倉後期 鎌倉後期 桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、背面下屋附属、本瓦葺 18990405


February 3,2020 大野木康夫  source movie

所在地 奈良県生駒市俵口町841

山門東側の駐車場に車を停めて拝観
近年行われた本堂の保存修理工事の際に境内が整備されていました。

山門から
   


本堂(重要文化財)

鎌倉時代後期の建築
桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、背面下屋附属、本瓦葺
                                


熊野権現社
      


七重石塔(鎌倉後期)
      


Sep.2017 酒井英樹

<本堂>

        


Sep.2011 瀧山幸伸 source movie

A camera

                             

B camera

                                


May 2011 野崎順次 source movie

奈良県生駒市俵口町841

真言律宗

金龍山 長福寺

撮影日: 2011年5月28日

奈良時代に聖武天皇の勅願によって僧行基が開創したと伝えられるが、詳細は不明。境内後ろの生駒山東麓の丘陵一帯は中世に築かれた田原口城跡と伝えられている。境内には本堂のほかに鐘楼、熊野権現社などがある。

主な寺宝は、

国宝 金銅能作生塔(鎌倉) 東京国立博物館寄託

総高26.3cm、 能作生塔は仏舎利を納める舎利塔の一種で、能作生とは万物生成をつかさどる根源の珠・如意宝珠を納める塔である。水瓶形に作り、頂には三方火焔付き宝珠を蓮台にのせ、塔身部は魚々子地に蓮華唐草文様を線刻し鍍金・鍍銀を施し、中央で上下に分かれ蝶番止めとしている。

重文 本堂(鎌倉後期)

桁行五間、梁間三間、入母屋造、向拝一間、背面下屋附属、本瓦葺。本堂内部は正面1間を外陣とし内陣に広い須弥壇を設け、その上に来迎二本が立つ。来迎柱や長押上の欄間板に千体仏図や天女図、内陣四天柱に仏菩薩図や仏来迎図が極彩色で描かれている。

重文 聖徳太子立像(鎌倉末期)

像高57.9cm、寄木造、玉眼彩色、太子が16歳の時に父である用明天皇の病気平癒を祈った孝養太子像と呼ばれる姿である。髪は美豆良に結い、朱の裙をつけ、両手に柄香炉を捧げる姿に表し、布製の袈裟をまとっている。

パンフレットと現地説明板

          

山門をくぐり、石段を上る

          

重文 本堂(鎌倉後期)

                            

本堂の西側築地塀には再建当時のものと推定される鬼瓦二面がはめ込まれている。

   

覆屋の下に熊野権現社、一間社流造。石鳥居は貞享三年(1686)の銘。

            

境内

       

石造七重塔(鎌倉)

      

参考資料

本寺パンフレット

生駒市HP


事務局用

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