奈良県生駒市 往馬坐伊古麻都比古神社
Ikomaniimasuikomatsuhikojinja, Ikoma city, Nara
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所在地 奈良県生駒市壱分町1527-1
往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)は古来から生駒谷十七郷の鎮守社として崇拝されてきました。
往馬大社や生駒神社とも呼ばれています。
祭神のうち、古来から祀られてきた二座、伊古麻都比古神、伊古麻都比賣神は生駒山の神で、古来から火の神とされており、大嘗祭で用いる火を熾す火燧木を代々献上しているそうです。
元々は生駒山が御神体でしたが、鎌倉時代に八幡神五座を合祀して現在では春日造の本殿が七棟並んでいます。
往馬大社の社そう(奈良県指定天然記念物)
ここの社叢はツブラジイ(コジイ)を優占種とする照葉樹林でツブラジイの巨樹を中心としてアラカシ・クロガネモチ・カナメモチリンボク・サカキ・クスノキ・ユズリハ・スギ等の大木が生育し、林床にはヤブミョウガやベニシダをはじめツブラジの実生苗を交えて約3haの境内に広がっている。
また、指定地北端には、ツブラジイの壮齢木の中に若齢木が密生する形で育成しているが、林内には枯死したアカマツが見られ、本境内のほとんどを占めるツブラジイ林に次第に遷移するものと考えられる。
周辺は住宅開発が進み、生駒山麓地帯の極相を示す森林が極めて少ないが、ここでは高さ約20mに達する森林が良く保有されていて、この地域を代表する極相林として、密生する若齢林の林分も含めて学術的価値が高い。
長床
参道
拝殿
本殿7棟
御祭神は向かって右から
葛城高額姫命(神功皇后の母)、足仲津比古尊(仲哀天皇)、伊古麻都比賣神、伊古麻都比古神、氣長足比賣尊(神功皇后)、誉田別尊(応神天皇)、氣長宿禰王命(神功皇后の父)です。
明治時代の建築です。
境内
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