奈良県生駒市 高山八幡宮
(Takayama Hachimangu, Ikoma City, Nara)
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生駒市高山町12679-1 高山八幡宮本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 元亀3(1572) 三間社流造、檜皮葺 棟札20枚 19780531
November 5,2022 大野木康夫
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参道
境内
本殿(重要文化財)
所在地 奈良県生駒市高山町12679-1
生駒市北部の高山町は古くから茶筅の産地として知られています。
高山八幡宮は高山地区の中部、富雄川左岸の丘陵地に鎮座しています。
境内
拝殿
本殿(重要文化財)
元亀3(1572)年の建築
三間社流造、檜皮葺
三間社流造の本殿で、正統的な様式をもつ。
建立年代が明らかであり、細部手法はよく時代の特色を示している。
棟札が多数残されているのも貴重である。
(国指定文化財等データベースより)
拝殿の左(西)側から見えます。
May 2011 野崎順次
奈良県生駒市高山町12679?1
撮影日: 2011年4月29日
天平勝宝元年(749)宇佐八幡宮の祭神を東大寺の鎮守社に勧請する際、頓宮(かりのみや)を置いたのが始まりと伝えられるが、創建年代についての詳細は不明である。祭神は足仲津彦命(あしなかつひこのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)で、鎌倉時代には、西大寺中興・叡尊〔えいそん〕が、当地で菩薩戒を授け、又鷹山氏の氏神として尊崇された。文明3年(1474)に焼き討ちに遭い、法楽寺薬師堂とともに炎上したが、その後再興された。本殿前には、拝殿、寛政11年(1799)の再興棟札をもつ舞台があり、東西に座の建物が並んでいる。
本殿は国の重要文化財に指定されている。三間社流(ながれ)造、檜皮(ひわだ)葺、附棟札20枚、室町時代、元亀3年(1572)造立、棟札銘から元亀3年(1572)に造立されたことがわかる。蟇股(かえるまた)、手挟(たばさみ)などは室町末期の様式を示します。蟇股には中央に蓮、西に隼人瓜(はやとうり)、東に枇杷(びわ)が、虹梁木鼻(こうりょうきばな)には東に牡丹、西に桃、背面には渦文(かもん)の彫刻を施している。
西面する鳥居をくぐり北に折れ、石段を上る。
境内の舞台、東西の座など
拝殿
重文 本殿
末社
富雄川沿いの道を帰る。
参考資料
生駒市デジタルミュージアムHP
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