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奈良県橿原市 新沢千塚古墳群

(Niizawa Senzuka Tumulus Cluster, Kashihara, Nara)

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Jan. 2010 撮影/文:野崎順次

国指定史跡

撮影日: 2010年1月

奈良県橿原市南部の貝吹山に位置する総数600以上の墳墓からなる日本有数の大古墳群である。

4世紀末から7世紀にかけて造営され、特に5世紀半ばから6世紀末まで盛んに墳墓が作られた。

かつては川西(かわにし)千塚、または鳥屋(とりや)千塚と呼ばれていた。

この古墳群の氏族ないし埋葬者は特定されておらず、大伴氏、漢氏(あやし)、蘇我氏など諸説ある。

1960年代に同志社大学などにより調査が行われ、約130基が調査された。

武具、馬具をはじめとして副葬品は豊富に出土したが、5世紀後半の126号墳からは、大量の装飾品とともに、日本史上初の火熨斗(ひのし、炭を入れてアイロンとして使用した金属器)の出土や、中国を経由せず西域から新羅経由でもたらされたと見られる希少なローマンガラス製品の出土があり、古代日本の交易範囲の広さを立証する遺跡として注目されている。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

近鉄橿原神宮前駅より、西に歩く。北に畝傍山、南に鳥屋ミサンザイ古墳(第28代宣化天皇陵)。

新沢古墳群は幹線道路で南北に分断されている。遊歩道がよく整備された北側を歩く。古墳の裾が触れ合うほど密集している。

古墳群南側を少しだけ見学する。

橿原市千塚資料館は玄関ホール以外は撮影禁止とのこと。

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