奈良県橿原市 橿原神宮
(Kashihara-Jingu Shrine, Kashihara City, Nara)
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橿原市久米町934 橿原神宮本殿 重文 近世以前/神社 江戸末期 安政2(1855) 桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、檜皮葺 19020731
橿原市久米町934 旧織田屋形 大書院 重文 近世以前/住宅 江戸末期 天保15(1844) 七畳半(床、棚、附書院付)、十畳、十五畳、九畳、十二畳、九畳(床付)、入側、縁より成る、一重、入母屋造、桟瓦葺 19670615
橿原市久米町934 旧織田屋形 玄関 重文 近世以前/住宅 江戸末期 天保15(1844) 二十畳(床付)、十二畳、八畳、六畳、入側、玄関式台、内玄関等より成る、一重、入母屋造、桟瓦葺 19670615
July 26,2017 中山辰夫
橿原市久米町934
初代天皇の神武天皇が即位した正月(西歴紀元前660年に相当)に、畝傍山の南東に橿原宮を造営したという「日本書紀」の記述に基づき1890(明治23)年に創建された
本尊:神武天皇・皇后・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
案内
50万㎡の広大な神域に素木造理の社殿が立ち、本殿は京都御所の賢所を移築したもの。直接的には見えない
拝殿は1993(平成5)年に焼失し、現在は新築の社殿が建つ
鳥居 第一鳥居から神橋〜第二鳥居までは約300m
神橋の左側に社務所
更にさきに「文華殿」 旧織田屋形 天保15年再建 国重要文化財
天理市柳本町にあった織田家の藩邸を移築したもの
深田池
愈々神域へ向かう
南神門周辺
境内 神楽殿〜参集所〜外拝殿〜北神門が見え、神域の広大さがわかる
外拝殿
毎年恒例の「大絵馬(ジャンボ絵馬)」 1960(昭和35)年に皇太子殿下の安産を祈願して設置されたのが始まりで、今年で58回目を迎える
内拝殿
本殿
1855(安政2)年の竪獲物で、国の重要文化財。京都御所の内侍所を明治23年の創建の際に、明治天皇より下賜され移転された
直接には見ることが出来ない。
とりあえず、参拝してから撮影を始めました。
この日は、書初め大会の入選作品展示で廻廊右側(北側)に入ることができました。
正面が内拝殿、その向こうに縦(東西)に見える銅葺屋根が拝殿、その奥の檜皮葺の屋根が本殿です。
本殿は右側(北側)の畝傍山を背負って南向きに建っているので、外拝殿、内拝殿、幣殿との位置関係は珍しいと思います。
本殿(重要文化財)
安政2(1855)年の建築
桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、檜皮葺
京都御所にあった内侍所を移築したものです。
檜皮の葺き替えを計画中ということです。
外拝殿前の風景
南神門付近
鳥居付近
旧織田屋形(重要文化財)
もと奈良県栁本にあった織田家の御殿のうち、大書院と玄関である。
長く小学校に使用されていたが、最近橿原神宮境内に移された。
天保十五年(一八四四)と江戸末期のものであるが、大名居館の格式を示す。
(国指定文化財等データベースより)
玄関
天保15(1844)年の建築
二十畳(床付)、十二畳、八畳、六畳、入側、玄関式台、内玄関等より成る、一重、入母屋造、桟瓦葺
大書院
天保15(1844)年の建築
七畳半(床、棚、附書院付)、十畳、十五畳、九畳、十二畳、九畳(床付)、入側、縁より成る、一重、入母屋造、桟瓦葺
現在は「文華殿」として、結婚式、披露宴、お茶会に使用されています。
奈良県橿原市久米町934
撮影日: 2011年6月11日
大和三山のひとつ、畝傍山の東南ふもとに広大な神域をもつ。祭神は神武天皇および皇后媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)で、初代天皇とされる神武天皇が橿原宮に即位したという『日本書紀』の記事にもとづき、明治23年(1890)に創建された。京都御所の賢所(かしこどころ)、神嘉殿(しんかでん)を移して本殿、御饌殿(みけでん・後に神楽殿としたが焼失)とし、これを中心に壮大な社殿がととのえられた。文華殿(ぶんかでん)は天理市の武家屋敷を移築したもの。濃い緑を背に桧皮葺きの外拝殿、内拝殿、本殿が一直線に並び、荘厳な雰囲気をかもしている。白砂とのコントラストも美しい。社殿の東側に約500種、15万本の樹木が茂る橿原森林遊苑、南に四季おりおりの色を映す深田池がある。畝傍山の北東にあるのは静寂につつまれた神武天皇陵。
パンフレットと説明板
第一鳥居から表参道を進み、神橋、第二鳥居を通る。南神門に近づくと花嫁花婿の記念撮影が行われている。
表参道から少し左手に入ると、神宮会館、貴賓館、社務所がある。
重文 文華殿(旧織田屋形大書院・玄関)
その前に文華殿がひっそりとたたずんでいる。もと奈良県天理市柳本町にあった、柳本藩織田家の表向御殿を昭和42年(1967年)移築したもの。天保15年(1844年)の建立。非公開なので、外塀沿いに右回りに見て行く。
南神門あたり。
南神門をくぐる。畝傍山を背景に外拝殿、内拝殿、幣殿、本殿が一直線に並ぶ。
重文 本殿
神明造。安政2年(1855年)建立の京都御所内侍所(賢所)を移建したもの。
祈祷をお願いしないと入れない。
幣殿
北神門、土間殿
深田池
参考資料
橿原神宮パンフレット
近鉄電車 K’s PLAZA
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