奈良県葛城市 首子古墳群
(Kubiko Group of Burial Mounds, Katsuragi City, Nara Pref.)
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残存状態悪く、当麻寺に近いだけ |
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二上山のふもと |
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January 9 and 14, 2017 野崎順次
奈良県葛城市當麻町大字當麻・大字染野
首子古墳群は,當麻町大字當麻から大字染野にかけて分布する古墳群で、「首子七塚」と称されてきましたが、昭和51年、52年の調査では10基の古墳が存在していたことが判明しています。1号墳は櫟山古墳、2号墳の墳丘は削平されていましたが、丘尾を切断する形で溝が半円形に巡り、溝内から多数の円筒埴輪・家形埴輪・須恵器が出土しました。3号・4号墳は方墳で、3号墳では木棺直葬、4号墳では横穴式石室を主体としていました。郡中最大の5号墳は帆立貝式前方後円墳で「首子塚」と呼ばれている。三号、四号墳は方墳で、三号墳では木棺を直葬し、四号墳では横穴式石室を主体としていました。郡中最大の五号墳は帆立貝式前方後円で円筒埴輪を持ち、未調査の7号墳は一辺18mの方墳、8号墳は径約25mの円墳で横穴式石室を主体としますが、石室内には凝灰岩製の石棺底石が残っていました。この石室は中世に再利用されていることが判明しています。
(現地説明板)
第8号墳
第5号墳首子塚
第4号墳
第1号墳櫟山古墳
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