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奈良県葛城市 石光寺

Sekkoji, Katsuragi city, Nara

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General
 
Nature
 
Water    
Flower
 春ぼたん、しゃくやく、寒ぼたん、寒咲きあやめ、ほか
Culture
 
Facility
 
Food
 


Jan.26,2014 中山辰夫

葛城市染野387

當麻寺の黒門から出て、歩いて石光寺に向かう。途中大きな民家に出会う。

明治元年に建築された元北川酒造の酒蔵を改装した洒落た文房具屋さん。その隣に中将姫の墓塔がある。

墓塔と墓地 石造十三重塔は高さ3mで鎌倉時代末期の様式。

次々姿を変える二上山を左手に見ながら進むと石光寺に着く

■石光寺(せっこうじ) 別称: 染寺

葛城市染野387

宗派:浄土宗 本尊:阿弥陀如来 創建:飛鳥時代後期 開基:伝 役小角 石造如来像(奈良県指定文化財)

関西花の寺霊場二十番

冬ボタンを目指したが遅かった。移す対象探しに疲れた。

南門前にある創建(白鳳期)当時の塔心礎と寺縁起

山門と阿弥陀堂(常行堂) 阿弥陀堂には本尊 阿弥陀如来坐像が祀ってある。

弥勒堂(金堂跡) 弥勒石仏・秘仏弥勒如来坐像・中将姫山居尊像などが祀ってある。

糸かけ桜 

中将姫の「染の井」。中将姫の石像と「糸かけ桜」の古株が展示してある。

聖武天皇の時(750年)頃に、蓮糸曼荼羅(まんだら)を織った中将姫(ちゅうじょうひめ)が、この寺の井戸で蓮糸を洗い五色に染め、桜の木にかけて乾かしたというので、この桜を「糸かけ桜」、井戸を「染(そめ)の井」、またこの寺を「染寺」ともいう。この井戸で洗われた蓮糸で、立派な当麻曼荼羅を織り上げたとされる。

≪参考≫ 

中条姫誓願桜 

岐阜市大洞にある願成寺の桜が有名。

樹齢は1,200年程度とされており、平安時代初期に中将姫が病気の治癒をこの寺で祈り、平癒したためにこの桜を植えたという伝承があり、今でもこの桜に祈ると婦人病に霊験があるといわれている。1929年(昭和4年)に国の天然記念物に指定された。

樹高8.1mで幹径150cm、20〜30弁の花弁を持った淡い桜色の花を咲かせる。 (ウイキペデイアと願成寺HPより)

寒ぼたん

勢いなし。

「寒ぼたん」と「冬ぼたん」

寒ぼたんは、人手を介さず、自然の状態で時期が来れば自ずと花を咲かせる。ただデリケートな品種のため、気候の状態によって敏感に反応し場合によっては開花せずに終わってしまうものもある。これも自然にゆだねるからこその事象である。

寒ぼたんは茎が細く、短く、葉がほとんど出ない。寒さ対策なのか春先はタラの芽を思わせるような姿である、

冬ぼたんは、春咲き品種の牡丹を、温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせる。シーズンが近づくと温室から取り出し、鉢ごと埋め込んだのが「冬牡丹」である。春のつもりで蕾が膨らむため青い長い茎と、大きな緑の葉ができる。

弥勒石仏

平成3年4月24日から5月30日までの通算30日間調査を実施した。 石仏については平成4年3月6日付けで奈良県指定美術工芸品として指定された。 

頭部は側面からみるとかなり扁平であることがわかる。体部は、当初の形態をよく残している。胸を張って胴部を引き締める。中国初唐の様式の影響を思わせる。

頭部と体部を合成したものは、胴体に対して頭部がかなり大きいことがわかる。(石光寺HPより)

「最古の白鳳期 石仏が出土」

産経新聞 1991.05.23(木) <一部紹介>

特有の朝鮮半島の影響を受けたもの。 これまで白鳳期の作品はほとんど見つかっておらず、技法も当時としては例を見ない 「寄せ石造り」。仏教美術史上、画期的な発見として注目されている。

境内で見つけた春の息吹

寒ボタンが少なかったので、他を見つけることに熱中。

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