奈良県奈良市 レストラン「アコルドゥ」
(Restaurant "akordu", Nara City, Nara Pref.)
Category |
Rating 凡例 |
Comment |
General |
見た目も味も最高級の料理 | |
Nature |
奈良公園内 | |
Water | ||
Sound/Noise | ||
Atmosphere | 静かな裏道でゆったりとした部屋 | |
Flower | ||
Culture | 味は文化である。 | |
Facility |
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Food | とても美味しい。 |
February 5, 2017 野崎順次
奈良県奈良市水門町70−1−3−1
夏は終わり
秋が訪れ
冬を過ごし
また、春が来る。
アコルドゥとは単に場所や店の名前でなくその概念、世界観の総称です。その入り口であり、出口であるアコルドゥは、どこからでもその世界に思いを馳せることができます。
2008年、奈良・富雄に始まった古いレンガのレストランは、そのビルの老朽化により、一度皆様の"記憶"となりました。そして、2016年12月。奈良・水門町、歴史ある土地である東大寺旧境内跡地に再びその姿を現します。
奈良に生きる自分たちと、地と時を思う皆様の心をリンクさせながら、私たちは手に届く豊かな素材をもとに料理という形でストーリーを綴ります。
アコルドゥの第2章が今、始まります。
akordu:記憶・バスク語
川島 宙 - Hiroshi Kawashima
- Owner Chef
1971年8月19日 東京生まれ。大阪 辻調理師専門学校卒業。1999年 東京・ホテル西洋銀座入社。その後、東京ホテルオークラレストランサービスを経験。神奈川「麻生ガーデン」、京都センチュリーホテルなど関東・関西のホテル、レストランを経て、新たな方向性を求めて33歳にしてスペインに渡る。世界ベストレストランのひとつである、バスク地方のレストラン「ムガリツ」に入り多大な影響を受ける。
本来はパティシエであり、今はマダムとしてサービスを担当する妻「友紀」と共に2008年6月レストラン「アコルドゥ」を開業。
2014年 大正時代の変電所跡である店舗ビルの老朽化でアコルドゥ閉店。
大阪・ダイビル本館にドノスティア、奈良・東生駒にアバロッツを運営。現在に至る。
(アコルドゥウェブサイトより)
建物外観
レセプションからラウンジ
庭に面した広々としたダイニング
ガラス張りのキッチン
今冬のおまかせランチコース、メニューは名刺大で箱に入っており、取り出していく。
奈良茶と当帰
枯れ木と落ち葉、オリーブ
土にまみれた大和真菜、五條のヨーグルトとハーブ
菊芋のソパ、帆立のプランチャとエア
塩鱈のピルピル、焼いたネブカ
燻した鴨、無農薬八朔と春菊
水面の月 すみれの海
お茶と雪(綿菓子)
庭
奈良県奈良市富雄北1−1−1
モード・スパニッシュ・レストラン アコルドゥ
2か月前から予約してランチを食べた。
開高健の言う「新しい天体」を見つけたような気がした。
哲学的な料理だという人が少なからずいるが、そうかもしれない。
ウェイターとウェイトレスのもてなしもすこぶる良い。
また、2か月先の日曜日のランチを予約した。
帰りの玄関で川島宙シェフが挨拶に来てくれた。
建物
アコルドゥ・ランチ 11月後半
野鹿のエンパナーダ 柿と蕪 トリュフドレッシング
サルモンと栗と葉緑素 鱒のキャビア
烏賊のブランチャ イカ墨のリゾーニと芋 烏賊のソパ
連子のアサード トランペットのピュレと煮詰めたアサフラン
地鶏むね肉のロースト “ア・バホ・テンプラリュラ”
レモンのベールとタイム、ローリェ風味の鶏のカルド
さつま芋のアサードとバナナ
ジャンドゥ−ジャとナッツのヘラード
カカオの炭 黒ビールソース
付属のパン屋さんでフルーツケーキを買った。
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