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奈良県奈良市 禰宜道

Negimichi,Nara City,Nara

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November 16, 2025 野崎順次 source movie

奈良県奈良市
中の禰宜道

この間から、春日大社境内や奈良公園の大きな樹を見ているうちに、樹についてもっと勉強したくなった。
例えば、巨樹と巨木はニュアンスが違うらしい。

巨木と巨樹とは違うのか
「巨樹」という単語は、いままで馴染みのない言葉である。聞き慣れない響きに抵抗感もあったが、しばしば用いているうちに気にならなくなった。
この語は、旧環境庁の「自然環境保全基礎調査」のうち、「巨樹・巨木林調査」として登場している。その実施要項に、(要約すると)地上から約1.3mの位置での幹の周囲長(これを「目通り」と呼ぶことが多い)が3m以上の樹木を「巨樹」という、と規定している。そして、それらが複数生育していて、並木や樹林などの形態を成しているものを「巨木林」というとしている。
一般的には巨木も巨樹もたいして変わりがないといってよい。ただ、「巨木」という言葉の語感を省みて、あえて比較すれば、巨木はとにかく大きい木のこと。背が高く、枝を大きく広げて大きな体積を独占する木、という印象が先立つが、「巨樹」では全体の様子を一切省みず、幹の太さだけで規定されている、という点に違いがあると言えよう。
各地で、もっとも勢いが良く、遠くから目立つ立派な木は、目通り幹囲が2~3mの、「巨樹」一歩手前の木であることが多い。
(全国巨樹探訪記サイト)

めちゃ単純化すると、めちゃ太い木が巨樹、めちゃ大きな木が巨木である。

次に木の種類と見分け方をもっと知りたい。楠、杉、桜、桐、百日紅、銀杏、欅くらいは分かるが、とりあえず今回は春日山原始林と春日大社境内で特長的なイチイガシとナギを意識したい。

高畑町から中の禰宜道を歩きはじめる。

  

イチイガシ群、分布図を持っていたのでよくわかった。老木は樹皮がガサガサで剥がれやすく、また、老若にかかわらず、葉のギザギザが先半分にしかない。

     

さらに

   

真ん中の木がナギ。葉で見分けるのが容易だが、手の届くところにないので、幹の樹皮を見る。「緑色を帯びた庵灰色で、鱗片状に薄片が剥がれ落ち、暗褐色の丸い紋様ができる。」下の方は枝が少なく、真直ぐに伸びている。哺乳類に対する毒性成分があるので、鹿の害を受けない。

   

ここらは杉が多いのかなあ。

             

イチイガシの巨樹、下の方は非常に太く空洞ができている。

     

春日大社参道に近づき、中の禰宜道も終わる。

        

飛火野の方へ

     

巨樹みたいだが、名前は何かな。

         

日が暮れてきた。

          

飛火野のクスノキはよく目立ってお馴染みである。巨樹に見えるが、三本のクスノキから成り、樹齢は未だ100年。

      

これはイチイガシ?

  

 


September 7, 2025 野崎順次 source movie

奈良県奈良市
禰宜道

今回は、春日大社から奥の院道をたどり紀伊神社経由で高畑町へ、そして中の禰宜道を通って戻ってきた。

春日大社御本殿南門

      

御間道

   

本宮神社遥拝所

   

若宮神社から金龍神社

              

奥の院道に入り、春日明神遥拝所、宗像神社、伊勢神宮遥拝所を過ぎる。

         

紀伊神社

    

高畑町方面へ下り道

          

オーストリアからの観光客が奥の院道から上の禰宜道へ

   

高畑町を下り、中の禰宜道に向かう。

    

中の禰宜道の始まり

        

原生林の巨樹が多く、起伏の変化にも満ちて、上下の禰宜道よりも風情がある。

          

小さな橋を渡る。

    

中の禰宜道の標識まで

               

春日大社の参道が近づいてきた。

            

 


August 23, 2025 野崎順次 source movie

奈良県奈良市
禰宜道


春日大社本殿でバスを降り、若宮神社まで行く。

                  

上の禰宜道をたどって、高畑町方面へ

                               

高畑町に着き、志賀直哉旧まで

      

下の禰宜道(ささやきの小径)をたどって、春日大社車舎あたりに戻った。バス停も近い。

                         

 


February 14, 2016 野崎順次

中の禰宜道

(Nakanonegi-michi Pathway, Nara City, Nara Pref.)

かつて、高畑の社家町から春日の禰宜(神官)たちが春日大社へ通った道で、高畑福井町から二の鳥居、祓戸神社へ通じる。(現地説明)

新薬師寺から北へ歩く。

    

中の禰宜道

                                   


July 2013 野崎順次

下の禰宜道

奈良県奈良市 下の禰宜道(ささやきの小径) (Shimononegimichi, also called Whispering Path, Nara City, Nara Pref.)

通称、恋人たちが好む「ささやきの小径」。かつて、高畑の社家町から、春日の禰宜(神官)たちが春日大社へ通った道で、高畑町から二の鳥居、車舎に通じる。(現地説明柱より)

地図と巨大ケヤキ

            

二之鳥居と車舎あたり。

        

車舎では流鏑馬の練習中

            

下の禰宜道(ささやきの小径)の始まり

               

少し道から外れると春日山原生林である。

           

小径の終わり

      

高畑町に着いた。川辺の鹿たち。

    


June 2009 野崎順次

中の禰宜道

                   

 

 

 

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