奈良県奈良市 王龍寺
(Ohryuji Temple, Nara City, Nara Pref.)
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山門から本堂に至る周囲の森がよい。 |
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July 2012 野崎順次 source movie
奈良県奈良市二名町1492
黄檗宗
海瀧山 王龍寺
撮影日: 2012年7月29日
天平時代(聖武天皇の代)に創建されたと伝わる。元禄二年(1689)大和郡山城主の本多下野守忠平が、黄檗宗の開祖隠元禅師の孫弟子、梅谷和尚を招いて菩提寺として再建開山し、山門と本堂がその時に寄進されて今日に至る。山門には「門開八字森々松檜壮禅林(門は八の字に開き、森々として松檜禅林に壮んなり)」の書がある。
山門をくぐると、まさに別天地である。蝉時雨ながら静寂な暗い森の中、苔むした参道が約300m続く。石段の途中に「鵄神社」の小祠や行場らしき小さな滝がある。心が洗われる。
最後の石段を登ると、直ぐ目の前に本堂が建つ。
本堂内部
市文 王龍寺磨崖仏 南北朝
内陣の本尊は、高さ4.5m、幅5.5mもある巨石に刻まれた高さ2.1mの十一面観世音菩薩で、光背形を彫り窪めた中に半肉彫りに刻まれ、下に蓮花台を浮彫りにして、慈愛あふれる優雅な美しさを創り出し、「建武三年(1336)丙子二月十二日大願主僧千貫行人僧千歳」の銘がある。また、本尊に向かって右脇にも、高さ1mの不動明王が刻まれて、銘は、文明元年(1469)十月になっている。
その他境内
参考資料
奈良観光HP
奈良の寺社HP
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