JAPAN GEOGRAPHIC

奈良県奈良市 新薬師寺

Shin Yakushiji,Nara City,Nara

Category
Rating
Comment
  General
 
 
  Nature
  
 
  Water    
  Flower
 
 
  Culture
 
 
  Facility
 
  Food
 


 October 17, 2020 野崎順次  source movie

奈良県奈良市高畑町1352
華厳宗
日輪山 新薬師寺

今回は河合哲雄氏の「石仏と石塔!」ウェブサイトを参考にして主として石仏を鑑賞した。

パンフレット
    


国宝 本堂
     


本堂前石燈籠 (花崗岩、高さ 240cm)
石燈籠基礎 (鎌倉時代中期 、花崗岩)
自然石の上部を円形に彫り出し、低平な八葉の複弁を刻み、中央に円形の竿受座を作る
       


五重石塔。初層軸部は、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む。前に立つ石柱に、「實忠和尚 御歯塔」と記されていた。
 

覆屋の石仏群
   

六字名号板碑(室町時代末期 、不整形自然石、高さ 126cm)
    


地蔵十王石仏(鎌倉時代後期 、花崗岩、高さ 90cm 幅 67cm)
門を入って左手奥、金網で覆われた覆屋に安置され、下部は埋まっている。長円形の光背を負い、蓮華座上に立つ矢田型の地蔵菩薩を厚肉彫りする。地蔵の右手は、指を捻じた施無畏印、左手は大きな宝珠を持つ。地蔵の引き締まったお顔や、なで肩の体躯、衣紋線など、確実に表現されている。光背面は、両脇に冥府の十王立像を配し、上部の向かって右端に焔につつまれる釜、左端に馬、中間に人物像を薄肉彫りし、地獄で呵責を受ける人畜を表現する。
十王石仏は、同じ奈良市内の白毫寺・空海寺・五劫院墓地にもあるが、地獄の表現をした十王石仏は他に例を見ない。
     


石造如来立像 (奈良時代後期、花崗岩、高さ 153cm 幅 95cm)
不整形自然石の表面を二重円光型に彫りくぼめ、蓮華座に立つ如来像を半肉彫りする。如来 胴部、衲衣を偏袒右肩にまとい、右手は胸前に上げて掌を下に、左手は腹前に掌を上にする。如来立像は、頭部が小さく肉髻が盛り上がる。衲衣の裳裾は内側にすぼんだ形で、作風が芳山二面石仏(奈良時代後期)に酷似する。如来 下部、裳裾は内側にすぼみ、蓮華座は、単弁で長い蓮弁を刻む。
   

永正三年銘地蔵石仏 (室町時代中期 永正三年 1506年、花崗岩、高さ 180cm)
阿弥陀と共に覆屋の中央に立つ。舟形光背を負い、蓮華座上に立つ右手錫杖、左手宝珠の地蔵菩薩を半肉彫りする。光背の頂上に地蔵菩薩の種子「カ」、左右に「為八万四千大塔婆供養也」、「永正三年(1506)丙寅二月廿四日重宗」の刻銘がある。刻銘によれば、インドの阿育王が、釈迦仏跡を開いて八万四千塔に分けて広めた故事にならい、「八万四千の大塔婆供養の為」に重宗という人物が造立したとある。
     


阿弥陀石仏 (鎌倉時代末期、花崗岩、高さ 193cm 像高 155cm)
覆屋内中央に、安置されている。舟形光背を負い、蓮華座上に立つ来迎阿弥陀如来を厚肉彫りする。蓮華座の下部が土に埋もれている。光背の上部が折れ、近くの能登川に落ちていたのを欠部が合致した為つないだという。体部の肉付けは量感があり、衲衣の表現も優れている
     


大永五年銘地蔵石仏 (室町時代後期 大永五年 1525年、花崗岩、高さ 134Cm)
覆屋の中に立つ。舟形光背を負い、蓮華座上に立つ右手錫杖、左手宝珠の地蔵菩薩を半肉彫りする。像脇に「大永五年(1525)乙酉口口口」の刻銘がある。
地蔵 下部、蓮華座は、ほとんど土に埋まる。赤色系の着色の痕が残っている。
        


永禄十一年銘六字名号板碑(室町時代末期 永禄十一年 1568年、自然石、高さ 127cm 幅 55cm)
中央に大きく「南無阿弥陀仏」の名号、向かって右脇に「念仏講一結衆等、敬白」、左脇に「永禄十一年(1568)戊申十一月十五日」と刻む。下部には、蓮華座が薄肉に刻まれている
   


以上の石造物説明は河合哲雄氏の「石仏と石塔!」ウェブサイトから引用させていただきました。謝意を表します。

その他の石仏
    


庫裏、香薬師堂前の庭園
        


新薬師南門の横に比賣神社という小さな社があり、「神像石(かむかたいし)」という、大友皇子・十市皇女から淡海三船までの4代とそれぞれの妃を祀った石が置かれている。昭和55年創建の神社で、神像石は古いものかよく分からない。
     


July 7,2013 野崎順次

アプローチ

              

パンフレット

   

国重文 南門 鎌倉後期(1275-1332)

四脚門、切妻造、本瓦葺

      

国宝 本堂 奈良(710-793)

桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、本瓦葺

本堂は様式上奈良時代のものと思われ、天平十九年光明皇后が新藥師寺を創立された時に建立されたものと見られる。堂は内部に天井を張らず全部化粧屋根裏とし、中央に大きな円形仏壇を設けた珍らしい形式を持っている。

       

本堂前の石灯籠は室町時代の作で重要美術品

  

本堂、続き

          

国重文 地蔵堂 鎌倉前期 文永三年(1266)

桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、妻入、本瓦葺

        

地蔵堂の中には、薬師如来(室町)、十一面観音(鎌倉)、地蔵菩薩(南北朝)

            

五重石塔

      

石仏群

                         

国重文 東門 鎌倉前期(1185 - 1274)

棟門、切妻造、本瓦葺

       

その他境内

                      

参考資料

国指定文化財等データベース


Jan.2012 大野木康夫 

                                                                                      


Sep.2011 瀧山幸伸

source movie

                                                                                                 


June 2009 野崎順次

                                         


事務局用

 

All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中