奈良県奈良市 正暦寺
Shoryakuji,Nara City,Nara
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所在地 奈良県奈良市菩提山町157
正暦寺は奈良市南部の菩提山町にあり、紅葉の名所として知られています。
平安時代の正暦年間の創建で、平重衡の焼き討ちで焼失した後、鎌倉時代に法相宗の学問所として再興されましたが、戦国時代、江戸時代にも焼失、江戸中期以降は真言宗寺院となりました。
昭和42(1967)年に単立寺院となり、菩提山真言宗大本山と称しています。
駐車場から境内へ
福寿院付近
福寿院(重要文化財)
延宝9(1681)年の建築
客殿 桁行16.7m、梁間8.2m、一重、南面入母屋造、北面切妻造、こけら葺
台所 桁行8.9m、梁間9.9m、一重、入母屋造、西面客殿に接続、こけら葺
正暦寺はもと興福寺大乗院の別院で、福寿院はその塔頭である。
客殿は背面に台所を矩の手に接続させ、その取り合い部に玄関を後設した特異な形式からなる。
中央の前、奥室境を杉戸建てとするなど細部にも珍しい手法が用いられている。
(国指定文化財等データベースより)
雨模様でしたが、客殿からの紅葉の眺めは美しかったです。
福寿院対岸からの眺め
奥の伽藍へ
伽藍
帰路
奈良県奈良市菩提山町157
菩提山真言宗大本山
菩提山 正暦寺
(Shoryakuji Temple, Nara City, Nara Pref.)
正暦寺は奈良市東南の郊外の山間にあるお寺です。992(正暦3)年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建されました。山号を「菩提山」、院号を「龍華樹院」と号します。創建当初は、堂塔・伽藍を中心に86坊の塔頭が渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容壮麗を誇っていました。
しかし、1180(治承4)年、平重衡の南都焼き討ちの際、その類焼を受け、全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化します。その後、1218(建保6)年、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興して、昔に勝る隆盛を極めました。また、13世紀初め(建暦年間)の頃に、蓮光法師(法然上人の弟子)がこの地に草庵(本殿を安養院・別殿を迎接院)を結び、浄土門の法灯を掲げたこともありました。江戸時代以降は衰退し、ほとんどの堂塔・伽藍は失われました。現在では、福寿院客殿と本堂・鐘楼を残すのみとなっています。
(正暦寺ウェブサイトより)
錦の里と呼ばれ、紅葉の名所であるが、全般的に今年はどうも・・・。
パンフレットとアプローチ
国重文 福寿院 江戸前期 延宝九年(1681)建替え
上檀の間付き数寄屋風客殿建築
借景庭園
福寿院内部
狩野永納筆の欄間絵など
狩野永納筆の襖絵など
中庭と護摩堂
福寿院を離れ、本堂への道を登る。
本堂への石段の右にある僧侶の供養塔・墓石群
坂道と石段
本堂 大正五年(1916)再建
国重文 本尊薬師如来椅像 白鳳
本堂周囲
参考資料
正暦寺ウェブサイト
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