奈良県奈良市 旧JR奈良駅舎
Kyu JR Nara Station, Nara City, Nara
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September 23, 2025 野崎順次 source movie
奈良県奈良市三条本町
旧JR奈良駅舎
竣工: 1934年(昭和9年)
設計: 柴田四郎+増田誠一(大阪鉄道局)
施工: 大林組
2007年(平成19年) 経済産業省「近代化産業遺産」
2011年(平成23年) 土木学会選奨土木遺産
第二代駅舎は、奈良を意識した五重塔などに見られる「相輪」や「風鐸」の装飾を 備える「寺院風」の屋根が特徴です。折上格天井といった和風建築様式や柱や壁面に
あしらわれた古代の唐草文様のレリーフには寺院建築の影響もみられますが、スクラッチタイル張りの外壁や縦長の上げ下げ窓など洋風建築の意匠も取り入れられています。
構造は耐震性や耐火性を考慮した鉄骨鉄筋コンクリート造りで、当時流行していた 和洋折衷様式が採用されましたが、旧国鉄の駅舎としては大変ユニークなものでした。
設計は当時大阪鉄道局の技師であった一氏が担当されました。
現在は奈良市総合観光案内所として活用されていますが、内部には「平城宮跡第1次大極殿正殿の柱と組み物」が復元設置され、多言語対応の案内所、手荷物預かり所、外貨両替機、祈祷室、多機能トイレ、授乳室、資料閲覧「ならイブラリー」などが配置されています。またカフェスペース(店内19席、
テラス26席)も設けられ、インバウンド観光客など、連日多くの観光客でにぎわっています。
(Civil Veterans & Volunteers
サイト)
現地表示板
建物西面(裏面) 中ほどの高さのスクラッチタイルがピンク色のものと張り替えられている。何故でしょう?
南面
東面(正面)
北面から正面エントランスへ
内部、「平城宮跡第1次大極殿正殿の柱と組み物」が復元設置されている。
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