奈良県王寺町 達磨寺
(Darumaji Temple, Oji town, Nara Pref.)
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November 26, 2017
『日本書紀』によると、推古天皇21年(613年)12月、聖徳太子が道のほとりに伏せっていた飢人を見つけ、飲み物と食べ物、それに衣服を与えて助けましたが、飢人は亡くなりました。そのことを大いに悲しんだ聖徳太子は、飢人の墓をつくり、厚く葬りましたが、数日後に墓を確認してみると、埋葬したはずの飢人の遺体が消えてなくなっていました。
この飢人が、のちの達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。
このように、聖徳太子と達磨大師の出会いからはじまった達磨寺には、今も本堂の下に達磨寺3号墳とよばれる古墳時代後期の円墳があります。
これが、聖徳太子が飢人のためにつくったお墓、すなわち達磨大師の墓とされ、鎌倉時代にその上にお堂が建てられて、本尊として道内に聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。
(達磨寺ウェブサイトより)
達磨寺の石造雪丸像は聖徳太子の愛犬をあらわしているというが、その雪丸が王寺町のマスコットキャラクターになって大騒ぎだそうだ。
現地説明板
山門から本堂
一夜竹
町文 石造雪丸像
王寺町も達磨寺もこれで全国に名前を売り出そうとしているようだ。
片岡八郎・春利墓、松永久秀墓
町文 旧本堂瓦製露盤
問答石、九重達磨塔
国重文 中興記石幡
達磨寺1号墳・2号墳
県文 方丈
文7年(1667)に建立された方丈。屋根が左右非対称の造りになっている珍しい構造。
(達磨寺ウェブサイトより)
方丈庭園
奈良県北葛城郡王寺町本町2-1
臨済宗南禅寺派
片岡山 達磨寺
(Darumaji Temple, Oji-cho, Kitakatsuragi-gun, Nara Pref.)
王寺の南のお寺で、思いがけなく、三つの重要文化財と出会えた。
現地説明板
本堂(達磨寺1号墳の上に立つ)
国重文 木造聖徳太子坐像 鎌倉 建治3年(1277年)
町文 木造千手観音坐像 室町
国重文 木造達磨大師坐像 室町 永享2年(1430年)
水墨画家として著名な周文が彩色を担当している。
国重文 達磨寺中興記石幢 室町 文安5年(1448年)建立
附:石碑(嘉吉2年(1442年)銘)、青磁香炉、大甕2口
本堂背後に立つ高さ185cmの八角石柱。各面に達磨寺の由緒が刻まれている。附指定の3点は平成12年(2000年)に本堂改築工事に伴い石幢を移動した際、地下から検出されたもの。
もみじ
達磨寺1号墳と2号墳
その他境内
県文 方丈 江戸前期 寛文7年(1667年)
近くの白瓜のお堂の中に石仏らしきものがあったが、よく分からない。
参考資料
ウィキペディア「達磨寺」
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