奈良県桜井市 浅古
Asago, Sakurai City, Nara
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July 19, 2025 野崎順次 source
movie
奈良県桜井市浅古
浅古の石造美術
浅古集落入口の石造物群
集落内へ
地区集会所の西側に、小さな覆屋、石碑、宝塔、五輪塔が並んでいる。
国認定重要美術品
浅古宝塔 南北朝時代前期 高155cm 花崗岩
談山神社への街道に立つ一の鳥居の所から東方、浅古の集落の会所の北横におかれている。切石積みの基壇の上に繰形を作った台座をおき、基礎は珍しく二重にしているが、宝塔自体はさほど大きいものではない。二重の基礎は共に側面を三区に分ち塔身軸部は四方に桟唐戸を刻出し、首部には簡単な勾欄をあらわす。笠は軒に檜皮葺型を作り、軒裏の垂木型は二重とし、屋根の降棟には鬼板を彫り出す。相輪は上半を折損している。相当精巧な手法をみせているけれども気醜は乏しい。銘文は大きい基礎の西面中央の輪郭内に「暦応二二季(1341)、四月十七日、願主田中重俊」と三行に彫る。
(川勝政太郎「新装版日本石造美術辞典」1998年9月30日)
五輪塔 南北朝前期 高さ156cm 花崗岩
その他
January,2023 大野木康夫
source movie
浅古は桜井市南部、聖林寺がある下の北東隣の集落です。
集会所敷地に重要美術品の石造宝塔があります。
集会所周辺
石造物群
石造宝塔(重要美術品)
暦応4(1341)年のもの
その他の石造物
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