奈良県桜井市 長谷寺
hasedera,Sakurai city, Nara
門前風景
仁王門
登廊から本堂へ
本堂舞台から本坊遠望など
あじさい
本坊へ
長谷寺本坊
長谷寺本坊は,国宝本堂と谷を挟んで相対する南の高台に位置する。
本坊の創建は天正16年(1588)とみられ、近世を通じて伽藍が整えられていたが,明治44年に焼失した。
現在の建築群は,大正8年から13年に再建されたものである。
文化財の保存修理に携わっていた奈良県技師である天沼俊一,阪谷良之進,岸熊吉が派遣され,設計と工事監督を担当した。
長谷寺本坊の建築群は,焼失前の構成や形式を部分的に継承しながらも,配置や平面の計画、空間構成の要所に近代らしい合理性が導入されている。
文化財保存を通じて熟知した様式をもとに近代の感性で創出された意匠や造形は優秀であり,高度に完成された近代和風建築として高い価値がある。
(国指定文化財等データベースより)
中雀門(重要文化財)
明和3(1766)年の建築
一間薬医門、切妻造、本瓦葺、左右袖塀附属
(国指定文化財等データベースより)
本坊主要部
大講堂(重要文化財)
大正8(1919)年の建築
木造、建築面積590.05㎡、本瓦葺、西面渡廊下附属、南面板塀附属
(国指定文化財等データベースより)
大玄関及び庫裏(重要文化財)
大正12(1923)年の建築
木造、建築面積529.66㎡、本瓦葺、北面唐破風造玄関並びに切妻造玄関付、東面北渡廊下及び中央渡廊下附属、南面渡廊下附属
(国指定文化財等データベースより)
唐門及び回廊(重要文化財)
大正13(1924)年の建築
木造、建築面積40.86㎡、西面軒唐破風付、檜皮葺、西面及び北面袖塀附属
(国指定文化財等データベースより)
護摩堂(重要文化財)
大正12(1923)年の建築
木造、建築面積47.73㎡、本瓦葺
(国指定文化財等データベースより)
本坊から本堂遠望
与喜山暖帯林
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