奈良県桜井市 忍阪古墳群
(Ossaka Group of Burial Mounds, Sakurai City, Nara Pref.)
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September 27, 2015 野崎順次
奈良県桜井市慈恩寺 朝倉台2号公園内
忍阪古墳群(移築)
(Ossaka Group of Burial Mounds, Sakurai City, Nara Pref.)
外鎌山(忍坂山)北麓には古墳時代後期を中心とした群集墳が約100基ありました。殆どが木棺直葬ですが一部横穴式石室も存在し特に遺存状態のいいものや貴重なものがこの場所に4基、移築されています。(他にも竜谷古墳群等で数基保存されています)8号墳は我が国で初めて見つかった6角石室を持つ古墳で通称「榛原石」といわれる室生溶結凝灰岩の扁平に割れる節理を利用してレンガ状に加工し石室用の石材として使用されています。考古学上は磚槨式(せんかくしき)石室と呼ばれ7世紀前半~中頃、桜井や榛原地域を中心に20基前後しかない大変貴重な古墳です。
(中略)
9号墳は移築前の原位置は8号墳の西12mの所にありこの古墳も磚槨式ですが、幅が長さを上回る数少ない「T字型」の平面プランを持つ石室です。出土品は土師器片が1点だけ出土しています。築造時期は8号墳と同様です。
(桜井市観光協会・大和の古墳探索ウェブサイトより)
8号墳の六角形プランの石室を楽しみに行ってみたが、夏草に覆われてよく分からない。
古墳公園全景
9号墳、磚槨式、T字形平面プラン
8号墳、磚槨式、六角形平面プラン
2号墳
1号墳
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