奈良県桜井市 山田寺跡
(Ruins of Yamadadera Temple, Sakurai City, Nara Pref.)
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June 28, 2015 野崎順次
奈良県桜井市山田
国特別史跡 山田寺跡(やまだでらあと)
(Ruins of Yamadadera Temple, Sakurai City, Nara Pref.)
蘇我入鹿のいとこ蘇我倉山田石川麻呂(くらのやまだいしかわまろ)が、641年(舒明天皇13年)に建て始めた寺院。このころ、各豪族が、盛んに造った氏寺の一つである。石川麻呂は、入鹿殺害のクーデタに加わり、右大臣に任ぜられたが、649年(大化5)、反乱の疑いをかけられて、この寺で自害した。しかし、その後、彼の疑いは晴れ、皇室の援助で寺の造営は続けられて、7世紀の後半に完成した。発掘調査で中門・塔・金堂・講堂を南から北へならべ、回廊が塔・金堂を囲むという伽藍配置が明らかになり、金堂の風招・專仏・鴟尾・鬼瓦・瓦などがみつかった。また1982年からの調査では倒れた東回廊の建物が土に埋もれた状態で残っていることがわかり、古代建築の貴重な資料となっている。
(奈良資料館ウェブサイトより)
現地説明板など
山田寺跡、宝蔵跡から建物がそのまま出てきた東面回廊跡
金堂跡から塔跡など
西側を見上げる。
現在の山田寺は無住の小さなお寺、かつての講堂跡にある。
磐余道の石碑(井上靖書)や路傍の花
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