奈良県三郷町 持聖院

（Jishoin Temple, Sango town, Nara Pref.）

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December 1, 2013　野崎順次 source movie　

奈良県生駒郡三郷町

2013年9月8日朝日新聞によれば、三郷町文化財の一針薬師笠石仏が仏師・快慶の作品であると断定された。最古作である可能性もある。

現地に出かけてみた。ＪＲ王寺駅で降りて大和川を渡ると、それらしき表示があり、持聖院の横を通って、春日神社に着いた。

神社前の小さな笠石仏など。

近くの人に聞くと、倒壊の恐れがあるので、持聖院に運んだそうだ。そこで、持聖院に戻った。

お寺の人はおらず、屋根工事中のお堂の横に一針薬師笠石仏が安置されていた。高さ約2メートル、幅約1.9メートルの国内最大の笠石仏である。中央に薬師如来立像、左右に日光・月光両菩薩、周囲に十二神将が線刻されている。快慶が下絵を描き、宋人石工が彫ったらしい。

和尚さんが帰ってこられたので、次回には事前にお電話して、ゆっくりご説明していただくことにした。帰りの大和川には渡り鳥が水面で揺れながら啼いていた。

参考資料

2013年9月8日朝日新聞

2013年9月26日奈良新聞

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