奈良県天理市 若江の家
(Wakae House, Tenri City, Nara Pref.)
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天理大学創設者記念館、大正13年の建築 |
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天理教核心部に近く、植栽された花多し |
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March 25, 2017 野崎順次 source movie
天理市杣之内町1050(天理大学内)
若江の家
(Wakae House, Tenri City, Nara Pref.)
西山古墳の墳頂から北側の洋館に注目した。その後、天理高の運動部の連中がいたので、何か特別の建物かと聞いたが、知らないとのこと。とにかく、なかなかの洋館なので、撮影することにした。後に調べてみると、以下の通り。
天理大学の創設者(注:二代真柱、中山正善氏)が旧制大阪高等学校に在学していた際に宿舎として使用していた建物です。創設者記念館として一般にも公開されています。大正13年(1924)の建築です。昭和30年に天理大学創立30周年を記念し、東大阪市の若江岩田から移築されました。
大阪時代は、若江の家と日本家屋が廊下でつながった構造で、当初は木造2階建て。洋館部分の設計は日本で最初の住宅供給会社で洋館の専門会社の「あめりか屋」。ドイツやイギリスにある木骨を見せた「チューダー様式」や、モルタルをコテで弾き飛ばす「ドイツ壁」が特徴。
天理に移築された際に、斜面を利用してコンクリート造りの地階部分が増築され3階建てになった。公開されているのは木造の旧1階・旧2階部分。旧1階は、書院造りの二間続きの和室と旧来の洋室(創設者紹介展示室、天理スポーツ展示室)。旧2階の勉強室(天理外国語学校創設の会議もここで行われていたらしい)には、獅子の細工が施された重厚なテーブルやいすが有ります。洋室を利用した展示室2室もある。
(「奈良の名所・古跡」ウェブサイトより)
南西(西山古墳側)から見た全景
南面
西面
北側に回り込んで階段を上ると、広場があり、北面と東面がよく見ることができる。まずは北面。
東面に玄関があり、「若江の家」という名称で、「開館日は毎週水曜日、各月25・26日、午前10時より午後4時まで」との表示があった。ちょうど、開館日の25日だったが、時間が午後5時過ぎだったので、すでに閉館していた。残念!
ここは天理大学の構内で、本館や講堂らしき古びた建物があった。
帰り道は、教会本部前まで北進し、天理本通りを西へ。路傍の花など。
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