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奈良県吉野郡十津川村 谷瀬の吊り橋

(Tanize Suspension Bridge, Totsukawa Village, Yoshino-gun, Nara Pref.)

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Mar.22,2017 中山辰夫

奈良県十津川村上野地

説明

    

橋の真下は新宮川(十津川)が流れている。

     

吊り橋外観−地元の大切な通学道、生活道である

            

橋の中央に木の板が渡されており、足元の幅は約1m、中央部に幅約80 cmの板が鉄線と30 cmおきに渡された横木の上に載っているだけ。

    

橋の両側にはネットが張られている。ネットが膨らみ、風の強さを明かす。

    

メインケーブルとハンガーロープが縦横に張り廻らされ、美しい曲線を描く

          

吊り橋の周辺には観光案内を兼ねたお店がある

  


May 3, 2016 野崎順次 source movie

日本最長の生活用鉄線の吊り橋。橋の銘板にはたにぜばし(谷瀬橋)と刻まれているほか、一部の地図には谷瀬大橋と記載されている。

十津川(熊野川)に架かり十津川村上野地(うえのじ)と対岸の谷瀬(たにぜ)を結ぶ。高さ54m、長さ297m。1954年(昭和29年)に架橋された。

この橋は、当時完成に800万円を要しており、教員の初任給が7,800円、米10キログラムが765円であった戦後復興期の時代に、地元の住民が1軒当たり20 - 30万円を出し合い、村の協力を得て建設した生活道路橋である。そのため、地元の人や郵便配達員などはビジネスバイク等で渡って行くが、一般の観光客は自転車やバイク等二輪車での通行は禁止されていて、徒歩での通行のみとなるので注意が必要である。また、この橋が地元の学校への通学路となっている。

中央部に幅約80cmの板が敷いてありその上を歩くが、中央部分はかなり揺れる。「危険につき20名以上は同時に橋に乗らないように」の旨の注意書きがある。

終日無料で通行できるが、混雑期には一方通行規制が行われることもある。この場合、対岸から臨時有料バスで戻ることになる。

(ウィキペディア「谷瀬の吊り橋」より、ただし、谷瀬の読みは十津川観光協会の表記に従い、「たにぜ」と変えた。)

                

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