奈良県奈良市 東大寺、手向山八幡宮、若草山
Todaiji/Tamukeyamahachimangu/Wakakusayama,Nara city,Nara
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Dec.2009 撮影/文: 野崎順次
奈良県奈良市雑司町406?1
東大寺戒壇院
(Todaiji Kaidanin, Nara, Nara)
撮影日: 2009年10月17日
754年(天平勝宝6)、聖武上皇は光明皇太后らとともに唐から渡来した鑑真(がんじん)から戒を授かり、翌年、日本初の正式な授戒の場として戒壇院を建立した。
戒壇堂・講堂・僧坊・廻廊などを備えていたが、江戸時代までに3度火災で焼失、戒壇堂と千手堂だけが復興された。
県重文 戒壇堂 (江戸時代)
出家者が受戒(正規の僧となるための戒律を授けられる)するための施設として、天平勝宝7歳(755年)に鑑真和上を招いて創建された。
現在の建物は享保18年(1733年)の再建である。
内部には中央に法華経見宝塔品(けんほうとうほん)の所説に基づく宝塔があり、その周囲を四天王像が守っている。
その国宝 四天王立像(奈良時代)は法華堂の日光・月光菩薩像とともに、奈良時代の塑像の最高傑作の1つで、国中連公麻呂の作。
怒りの表情をあらわにした持国天、増長天像と、眉をひそめ怒りを内に秘めた広目天、多聞天像の対照がみごとである。
記録によれば、創建当初の戒壇院四天王像は銅造であったようで、現在の四天王像は後世に他の堂から移したものであると考えられている。
(東大寺ホームページなど)
雨の日、近鉄奈良駅から東へ向かい、氷室神社の手前の小道を北へたどる。右に折れ、依水園あたりで道なりに左に行くと戒壇堂の屋根が見えてくる。
大和路や仏像の写真家、故入江泰吉の自宅がある。
戒壇院の石段や二月堂から見下ろす東大寺の写真などが思い浮かぶ。
その石段までほんの数十メートルである。
来た道を振り返る。
戒壇院への石段。
戒壇院と戒壇堂。
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