奈良県奈良市 東大寺、手向山八幡宮、若草山
Todaiji/Tamukeyamahachimangu/Wakakusayama,Nara city,Nara
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奈良県奈良市
東大寺法華堂(三月堂)
(Hokkedo Temple of Todaiji Temple, Nara City, Nara Pref.)
東大寺建築のなかで最も古く、寺伝では東大寺創建以前にあった金鍾寺(きんしょうじ)の遺構とされる。752(天平勝宝4)の東大寺山堺四至図(さんかいしいしず)には「羂索堂(けんさくどう)」とあり、不空羂索観音を本尊として祀るためのお堂である。旧暦3月に法華会(ほっけえ)が行われるようになり、法華堂、また三月堂ともよばれるようになった。もとは寄棟(よせむね)造りの正堂(しょうどう)と礼堂(らいどう)が軒を接して建つ配置であったが、鎌倉時代、礼堂を入母屋(いりもや)造りに改築して2棟をつないだ。正堂は天平初期の建築だが、礼堂は大仏様(だいぶつよう)の特色が見られる鎌倉時代の建築。時代の異なる建築が高い技術によって結ばれ、調和の取れた美しい姿を見せる。
(東大寺公式HPより)
3年をかけた法華堂須弥壇及び諸尊像修理事業が無事終了し、平成25年(2013)5月18日(土)から拝観を再開した。しかし、全ての尊像が戻ったわけではない。本尊不空羂索観音菩薩、梵天、帝釈天、金剛力士(阿吽)、四天王、執金剛紳(秘仏)の十躰が戻り、日光・月光菩薩、弁財天、吉祥天、地蔵菩薩、不動明王の六躰は東大寺ミュージアムに安置されることになった。法華堂の中に入るとやはり寂しい感がある。
アプローチ
国宝 法華堂 正堂 奈良 天平十九年頃(747頃)、礼堂 鎌倉初期 正治元年(1199)
正面五間、側面八間、前部入母屋造、後部寄棟造、本瓦葺、閼伽棚を含む
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