奈良県吉野町 本善寺
Honzenji, Yoshino Town, Nara
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January 3, 2026 野崎順次 source file
奈良県吉野郡吉野町飯貝567
浄土真宗本願寺派
飯貝御坊
六雄山 本善寺
国登録有形文化財の説明は文化財オンラインからの引用編集である。
パンフレットと現地説明板
桜橋から直進すると山門である。
国登文 山門 江戸/1661-1750
木造、瓦葺、間口3.5m
境内北面東寄りの石段上に建ち、左右に築地塀を矩折れに延ばす。一間薬医門、切妻造本瓦葺。女梁両端に大振りの絵様繰形を造り出して男梁を支持し、両妻と冠木中央に板蟇股を置いて棟木を受ける。古刹の境内入口に相応しい、木太く重厚な構えの山門である。
懐桜(おもいのさくら)と境内
国登文 鐘楼 江戸/1661-1750
木造平屋建、瓦葺、面積9.2㎡
境内東寄り、山門東側の切石積基壇上に建つ、桁行一間梁間一間の吹放ち鐘楼。石製礎盤上に四本柱を内転びに建て、虹梁や貫で固め、柱間中央に大瓶束を入れ、組物は出組、中備を簑束、二軒半繁垂木とする。重厚な入母屋造本瓦葺とし、境内入口の景観を引き締める。
国登文 経蔵・納骨堂 江戸/1792
木造平屋建、瓦葺、建築面積41㎡、輪蔵付
境内東北角の野面石積基壇に建つ。桁行三間梁間三間、宝形造、西面軒唐破風付、本瓦葺である。西面中央に桟唐戸をたて、両脇間及び側面中央間に花頭窓を付ける。内部は一室で、棹縁天井を張り、八角輪蔵を納める。落ち着いた外観になる経蔵である。
国登文 蓮如堂拝堂 江戸/1748
木造平屋建、瓦葺、建築面積36㎡
蓮如堂の前面に繋廊を介して建ち、桁行三間梁間二間、入母屋造本瓦葺である。内部は拭板張の一室で格天井を張り、周囲に切目縁をまわす。建具は正面に桟唐戸をたて、他を蔀とし、小壁を漆喰仕上げ、軒は一軒疎垂木。軽快な堂で、柱上の絵様肘木が特徴的である。
国登文 蓮如堂 江戸/1747
木造平屋建、銅板葺、建築面積9.2㎡、繋廊付
境内東寄りの山裾に建ち、桁行一間梁間一間、宝形造、正面向拝一間、軒唐破風付、銅板葺である。三方に高欄付切目縁を巡らして脇障子を建て、側面に花頭窓を付け、正面桟唐戸は彫刻で飾る。小規模ながら、開祖を祀る仏堂らしく華やかな意匠をもつ。
国登文 本堂 江戸/1661-1750/1809・1900改修
木造平屋建、瓦葺、建築面積448㎡
吉野川南岸に迫る山麓に占める境内の中央に建つ。桁行18m梁間17m、入母屋造本瓦葺で、正面に一間向拝を付ける。外陣と、内陣及び余間、鞘の間、後方の後堂からなり、外陣三方に広縁を巡らす。真宗の吉野地方における中核寺院に相応しい風格を備える。
その他境内
国登文 茶所・太鼓楼 江戸/1798
木造平屋建、瓦葺、建築面積55㎡、太鼓楼付
本堂の北東、山門の西側に建つ。桁行7.9m梁間7.0m、入母屋造本瓦葺で、棟上に入母屋屋根の太鼓楼を載せる。内部は前半部を吹放ちの土間と広縁とし、竈を築く。門徒接遇のための茶所で、屋根に太鼓楼を置き、浄土真宗特有の伽藍景観をつくる。
国登文 大玄関 江戸/1860
木造平屋建、檜皮葺(銅板仮葺)、建築面積86㎡
客殿の北正面に構える玄関で、桁行6.6m梁間4.5m、切妻造、正面唐破風造、檜皮葺とし、東側に下屋を張り出す。特異な屋根形状とともに、内法には波に麒麟や飛龍の透彫欄間を入れ、虹梁上に力士像を置くなど、間口が広く華やかな正面構えをもつ式台玄関。
客殿と御成御殿は拝観中止で、本堂南の塀越しに屋根が少し見えるだけだった。
国登文 客殿 江戸/1661-1750
木造平屋建、瓦葺、建築面積227㎡
本堂西にあって、玄関と御成御殿の間に建つ。桁行16m梁間13m、北入母屋造及び南切妻造、桟瓦葺。東西二列になり、東側は南端を上段の間とする対面所で広縁を付設する。西側は三室を並べ南室にトコ飾りを備える。対面等に用いられた大型の客殿である。
国登文 書院(御成御殿) 江戸/1772
木造平屋建、瓦葺、建築面積78㎡
客殿の南に接続し、桁行9.0m梁間8.0m、北切妻造及び南入母屋造、桟瓦葺である。トコと違棚、付書院を備えた八畳の主室と四畳の前室からなり、西・南に広縁、周囲に落縁を巡らす。良材を用い、丁寧に造られる。客殿と一体で上質な接客空間をつくる。
国登文 庫裏 江戸/1661-1750
木造平屋建、瓦葺、建築面積249㎡
客殿の北西隅に接続して建つ。桁行18m梁間13m、入母屋造本瓦葺で、棟上に入母屋屋根の煙出を上げ、北面の東寄りに式台玄関を構える。西半部を広い土間、東を床上とし、畳敷の居室や板間を配する。地方における中核寺院の伽藍を構成する重要な要素である。
台所門
April 7,2019 大野木康夫 source movie
所在地 奈良県吉野郡吉野町飯貝567
六雄山本善寺は、文明8(1476)年に蓮如上人が創建されて以来、大和国における浄土真宗の中心寺院として続いており、飯貝御坊と呼ばれています。
主要な建物11棟(本堂、蓮如堂、蓮如堂拝堂、経蔵、鐘楼、茶所、大玄関、客殿、御成御殿、山門、庫裏)は登録有形文化財となっています。
境内には、エドヒガン系の「懐いの桜」(おもいのさくら)など、桜の木が多くあります。
国道169号から桜橋を渡ってすぐのところです。
庫裏から本堂前へ
懐いの桜、シダレザクラ
散りはじめでした。
裏山の墓地からの眺め
再度桜風景を撮影
散りはじめで桜吹雪が印象的でした。
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