Monthly Web Magazine (Nov.1, 2009)
■■■ 「有楽町線・新木場〜東雲界隈散策」 高橋明紀代
10月上旬午後、有楽町線で新木場〜東雲エリアの散策に出かけた。
東京のウォーターフロントの1つである。
以前、千葉県葛西理解公園から水上バス「東京水辺ライン」に乗ってお台場で降りるコース通った際、海上からみた東京のウォーターフロントがなかなか印象的だった。
機会があればウォーターフロントから、海辺に接するエリアに行きたいと思っていたことが、短時間だったが、今回の散策で叶った。
新木場で下車し、夢の島に行く。
第五福竜丸の展示館に足を運ぶ。
日本では広島・長崎以外の原爆展示以外では、水爆実験の被害を受けた展示物(第五福竜丸)が東京にあることは意外に知られていないかも知れない。
有楽町線で、新木場から次の東雲へ移動。
駅前の倉庫街を抜けると、 都営東雲アパート、公団、民間マンションと東雲キャナルコートの高層住宅が現れる。
東京の新しい住エリアであろう。辰巳運河に接する東雲キャナルコートや辰巳桜橋など、秋の午後は、空が高く、運河沿いの水も心なしか澄んでみえた。
帰りは、都バスでいま開発が進む豊洲を抜け銀座で降りた。
江戸期から千葉方面から江戸への物流は水運が中心だった。
この界隈も、たくさんの船が野菜や魚、そして人々を 運んだことであろう。
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