Monthly Web Magazine (Feb. 2010)
■■■ 「夜明けと夕暮れに自然のダイナミズムを想う」 瀧山幸伸
伊豆沼・内沼は貴重な水鳥の生息地として国の天然記念物に指定されている。
寒い盛りに水鳥の撮影など気が進まないので、ついつい後回しにしていたのだが、
田中さんの蕪栗沼、湯浅さんの一ツ瀬川での鳥の生態撮影に刺激を受け、意を決して撮影に出かけた。
サンクチュアリの係員によると、現地には10万羽以上の冬鳥がいるそうで、夕方と夜明けの大集団での飛翔は圧巻だった。
映像もさることながら、日本の音百景に選ばれているように独特のサウンドスケープである。
寒いといえば、こちらもかなり寒い。
夕日の美しさは有名だが、月の入りの幻想的なこと、震えるほどの感動は寒さのせいだけではない。
堂ヶ島の日の入り
田子の月の入り
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