MONTHLY WEB MAGAZINE Jan.2011
■■■ 23年度のカレンダー 中山辰夫
日を追って忘れごとが多い毎日。カレンダーが手放せません。現役時代と同じ手帳タイプと家中に2枚を備えて対応しております。
カレンダーは書込みスペースの大きいもの、絵柄の美しい、優しいものから選びます。一年間のお付き合いとなる大切なものです。
ところで、国内では1億2千万冊のカレンダーが年の瀬に流通するとか。6割が企業のPR用で、実際に使われるのはその何分の一。
暦は553年頃日本に伝来。日めくり式は1903年(明治36年)、月めくりは1945年(昭和20年)頃から始まったようです。
ここ数年来、携帯電話に押されて、ややもすれば特徴も個性も欠如し、儀礼的な配布物となったカレンダーは使う意欲が起こりません。
我が家の23年用は久しぶりにピエール・ジョセフ・ルドーテの「バラ」です。
繊細なタッチによる自然な美しさと花だけを一筋に描き続けた愛情に触れて、この一年過します。
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