MONTHLY WEB MAGAZINE Feb.2011
渡良瀬遊水地は明治時代 足尾鉱山の鉱毒が下流に流れ込むことを防ぐために渡良瀬川と思川合流部付近の広大なエリアに作られた沈殿用の遊水地ですが今では葦がおいしげりチュウヒ等の猛禽類を始めとする多くの渡り鳥にねぐらを提供しています。
今年の冬の話題はコミミズクです。
見やすい土手のくいに毎日3−6羽が現れ多くの観客を集めています。
写真の撮れる明るい時間に飛びまわってくれるフクロウ類は珍しく カメラの砲列です。
これを前に はるばるユーラシア大陸から渡ってきたコミミズクはキョロキョロと眺め返し むしろそれを楽しんでいるようにさえ見えます。
今となっては無駄とも見える広大な草地が人と生き物の生活に却って潤いを与えているようです。
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