MONTHLY WEB MAGAZINE Mar.2011
■■■ 大遠忌法要 大野木康夫
2011年、京都では50年に1度の2大イベントが行われます。
法然上人800回大遠忌法要と親鸞聖人750回大遠忌法要です。
会場となる各本山では数年前から建物の修理を行うなど、準備が進められています。
そのうち、西本願寺に行ってみました。
西本願寺で行われる親鸞聖人750回大遠忌法要は、2011年4月9日から2012年1月16日までの間に65日間、115座つとめられます。
その間、全国の僧侶や門徒が大勢参拝に来られます。
法要の会場である大師堂(御影堂)では、廊下に覆いがかけられています。
覆いの中の廊下や大師堂の内部には参拝者用のパイプ椅子が並べられています。
法要期間中は、飛雲閣などが公開されるそうです。
数年間修理中で覆いがかけられていた伝道院が、ひさしぶりに姿を現しました。
西本願寺の近くには、伝道院(明治45年)をはじめ、近代建築が多く残っています。
龍谷大学(明治12年)
重要文化財です。
岩井邸村瀬本店(昭和初期)
旧村井銀行七条支店(大正3年)
旧鴻池銀行七条支店(昭和2年)
旧富士ラピッド(大正14年)
国登録有形文化財の牛丼チェーン店です。
若林仏具店(昭和2年)
国登録有形文化財です
旧不動貯金銀行七条支店(昭和5年、鉄筋コンクリート造2階建)
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