MONTHLY WEB MAGAZINE Mar.2011

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■■■ 一番、二番・・・・百?番星、みっつけた!!・・ 酒井英樹

先日、とある町はずれを仕事で訪れた時の夜のこと、月明かりの夜ふと空を見上げると満天の星・・?。

当日は満月だったため・・残念ながら・・満天とは言い難いですが・・地元の人に聞くと満月でなければ天の川が見えるとか・・。

それでも光害に苛まれた都会に住む身にとって・・普段星を見上げることもない・・強いて見られても1番星(大概は宵の明星)ぐらいしか目に出来ない私にとって感動以外何ものでもなかった。

思わず手に持っていたカメラで撮影しました。

もちろんモータードライブもなく、三脚さえ手元になかったのですが、一脚にカメラを据付、最大感度(ISO102,400)にして、可能な限り最速のシャッタースピードで・・。

太陽系外で一番明るい星シリウスを目標に一番メジャーなオリオン座をまず狙った。

オリオンを形成する星達・・肉眼でははっきり識別できたのが7つの星、両眼矯正視力が0.7と自動車免許ぎりぎりの水準の我が眼では上出来?・・・。

α星[固有名称:ベテルギュウス]、β星[リゲル]、γ星[ベラトリックス]、・・・κ星[サイフ]まではなんとか・・。

δ星[ミンタカ](いわゆる三つ星の一番左側の星で三つ星の中で一番暗い星)が識別できることに感動。

我が眼も捨てた物ではないな・・と再認識。

でも映し出された写真の映像に・・、いわゆるオリオンの腰帯である三つ星どころか・・腰に携えた小三つ星と呼ばれる3つの星(正確には1つが恒星、残り2つは星雲)が映っていた。

思わず・・投稿をしてしまった次第。

南の夜空 オリオン座 S= 1/15sec オリオン座(カメラ固定)S=1/15sec
 

いくら最速のシャッタースピードとしてもさすがにぶれる。

カメラを固定すると、本来点でしかない光が・・僅かながら線状に光っている・・。

私の腕が悪いせい??・・手ぶれが原因・・。いやいや・・そうでもない・・。

原因は地球のブレ・・。

いわゆる地球の自転の影響・・。

15分の1秒という普段の我々にとって瞬時と言える時間でも肉眼では感じられないが・・天の星は移動している。

ブレのない天体写真では必携の自転を補正するモータードライブを用いなかった・・というより使えなかった・・ため・・地球が動いているのだという実感できる写真になってしまった・・。

では、最後に恒例?(勝手にしてしまいました・・?)の

クイズ・・第3問・・

ズバリ、自転している地球の自転周期は○○時間○○分?

答えは、

 そんなの常識??・・地球は1回転するのが1日だから・・24時間00分・・。

 ファイナルアンサー???(この言い方も・・もう古いですね・・・)

実は 不正解。

長くなりそうなので・・続きはWEBで・・、ではなく・・次回で・・。でも、続くかな???・・・

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