MONTHLY WEB MAGAZINE June.2011
■ 京都にでかけてきました 川村由幸
東日本大震災があり、旅行にでかけることに一抹のうしろめたさを感じてはいましたが、早く平常の暮らしに戻るべきだと言い訳して京都にでかけてきました。
今回の京都旅行の主目的は伊根の舟屋と美山のかやぶきの里です。
もちろん、京都市内のお寺もいくつか廻りました。青もみじの京都もよいものです。
通信員皆さんの中には関西在住の方が多く、つまらない観光コースとのご指摘をいただきそうですが、今回の旅行のコースを画像を交えて紹介します。
スタートは京都市内、詩仙堂からです。
5/25の訪問ですが、すでにさつきも終りかけで花も少なく美しい情景の一つを見逃しました。
それでもよく馴染んだ建物とお庭は心を和ませます。
ここから、つぎの銀閣寺まではバス移動です。
京都のバスは本当に便利でタクシーに乗る必要がありません。
世界遺産の銀閣寺、お庭を一周し、高見からの銀閣も周囲の木々とよく調和し見応えがあります。
ここには、東求堂という国宝もあります。銀閣も含め一度は内部を見てみたいと思います。
銀閣から哲学の道を歩いて永観堂に向かいました。哲学の道は植栽保護のため、歩けなくなっている箇所が多くありました。
もみじの永観堂と言われる通り、秋がこの寺のハイライトでしょう。
みかえり阿弥陀に手を合わせ、中腹の多宝塔を眺めてきました。京都では大きいほうの寺でしょうね。
それにしても南禅寺の三門は巨大です。重要文化財の指定を受けています。
石川五右衛門を気取って三門に登楼しました。
初日はここから京都駅でレンタカー借り、亀岡に投宿。
そこから丹後半島に向かいます。
日本三景の天の橋立、東側からの雪舟観、南側からの飛龍観の両方を楽しんできました。
松喰い虫による松の立ち枯れ、砂浜の減少と天橋立も満身創痍です。
丹後半島を先に進んで、今回最も楽しみにしていた伊根に向かいます。
伊根では、伊根湾を一周する遊覧船に乗船して海岸線に沿って、びっしりと立ち並ぶ舟屋を見学しました。
海に向かって小さな間口の舟屋が並ぶ景観は独特なものです。
この後、高台にある道の駅に向かい、伊根湾全体を見渡しました。
翌日は美山町まで朝一番のロングドライブ、高速が終わった後は山道でいささか疲れました。
美山かやぶきの里はもちろんのこと重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
白川郷ほどの規模ではありませんが、五箇山菅沼集落よりは大きいと思います。
日本の農村の原風景が残っています。テレビアンテナは無かったようですが、電柱電線はかなり撮影の邪魔になりました。
この後京都市内に戻り、高山寺へ、ここでは堂内撮影禁止でもありほとんど写真を撮りませんでした。
最後に嵯峨野に降り、常寂光寺へ。
ここの多宝塔を最初に観たのは20才代前半だったと記憶していますが、それ以来、なぜかこの塔が好きです。
小雨の中でしたので歩くのにも限界があり、つぎの祇王寺を最後に京都駅に向かいました。
祇王寺は暗くて、フラッシュ無し・三脚無しでしたので、ブレた写真ばかりでした。
でも苔と木々の作り出すお庭は感動物です。
新幹線で帰京。京都駅の伊勢丹の地下で「獺祭」が売ってました。
こいつを仕込んで一杯やりながらの新幹線は幸せでした。もちろん仲間と一緒でしたが。
観光ガイドのようなweb-magazineになってしまいました。
今回の取材(旅行)の内容は近々、UPさせていただきます。よろしくお願いします。
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