MONTHLY WEB MAGAZINE July.2011
■ 青もみじ 大野木康夫
京都観光のハイシーズンは春秋で、ゴールデンウイーク終了後、6、7月は修学旅行のピークですが一般の観光客が伸び悩む時期にあたり、12月から2月までの冬季とともに、観光客の誘致対策が考えられています。
近年は、もっとも観光客数が多いのが11月の紅葉時期であることから、もみじの青葉を鑑賞する「青もみじ」を宣伝し、観光客の増加につなげようとする動きがあります。(水野克比古先生も「京の青もみじ」という写真集を出版されています。)
私も、5月6月に撮影した「青もみじ」の写真を集めてみました。
日向大神宮(山科区)
修学院離宮(左京区)
金蔵寺(西京区)
善峯寺(西京区)
光明寺(長岡京市)
勝持寺(西京区)
大原野神社(西京区)
高山寺(右京区)
こうして並べてみると、青もみじは紅葉と違って色が一定なので、若葉のころなら均質な写真が撮れる反面、「鮮やかな赤」のような京都近辺のモミジの特徴が出ないようです。
実は個人的にはモミジの若葉よりもドングリ系の木の山肌が盛り上がるように見える若葉の方が好きなのですが。
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