MONTHLY WEB MAGAZINE June 2012

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■■■■■ 「言葉のあぶく」その3 野崎順次

10年くらい前から、おもしろかった話や、ふと思いついたことをメモしています。

・ 仕事で「スーパー銭湯」の話をよくしていた頃、テレビの経済番組で前後の脈絡と全く関係なく「スーパー銭湯」というので驚いたが、よく考えると「数パーセント」だった。

・ 小学校三年になった孫の男の子の裏ワザ。口をあけてべろを出し、口の中に何もないことを示す。続いて、鼻をすすりあげ、口を開くとべろの上に白い鼻水が筋状についている。無から有を生み出す神技?

・ ある国際派女性文化人の同性愛者についての発言より「セクシャルマイナリティであることを親にカミングアウトすることが困難で、私たちはウォッチ中です。」

・ 故佐藤慶のダジャレ、「カチューシャ、可愛いや、別れの辛さ。」をもじって、診察を受ける患者の役で、「お注射、怖いや、別れの辛さ。」

・ ペンションの名前が「不倫」と見えたので、ドキッとしてよく見たら、「木輪」だった。

・ 京急の駅に生麦事件で知られる生麦(なまむぎ)の駅がある。娘に聞いた話だが、その駅に近づいたころ、隣にいた若い女性が携帯で母親らしき人と話している。「どの辺りって、駅の名前は生姜(しょうが)と書いてある」

・ パンパン(大東亜戦争後の進駐軍相手の日本人娼婦)の語源。西部邁によれば、日本に進駐する前のフィリピンで娼婦がいた村の名前がパンパン(タガログ語)であった。

(西部邁・佐高信の学問のすすめ3 #39「聨合艦隊司令長官 山本五十六」)

但し、その他にも諸説あるようだが。

セラピスト(マッサージのおねえちゃん)との対話。気立てがよく技術も優れていた彼女は、現在、店を辞めて花嫁修業中。歴史・理科・時事問題が大の苦手。「短大出やからそんなん分からへん。」というのが可愛かった。

・ オレ 「子供の頃に神戸の街にはパンパンがおってな。」

娘A 「何ですか。それはパンダですか?」

・ 京都市伏見区の桃山御陵の真下の街で

オレ 「駅の名前にもなってる桃山御陵はどなたのお墓や知ってるか?」

娘A 「坂本龍馬(リュウマと発音していた)」

娘B 「徳川家康」

おれ 「ちゃう。明治天皇や。」

娘AB 「その名前、どこかで聞いたことがある。」

・ オレ 「このリュックサックは30リットル入るねん。水30リットルの重さは?」

娘A 「理科は苦手やったからねえ。うーーーん、25キロ。」

・ オレ 「オタマジャクシが大きくなると何になる?」

娘A 「ザリガニ?」

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