MONTHLY WEB MAGAZINE Aug. 2012

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■■■■■ カタツムリの散歩 中山辰夫

孫にとって4度目の挑戦となる、「カブトムシ競争」の日がやってきました。大事に成虫させたカブトムシに期待を持って臨みましたが残念な結果となりました。来年も挑戦するようです。

その待ち時間にカタツムリを見つけました。関西に広く分布する「クチベニマイマイ」でしょう。朝の散歩でしょうか。動き始めたので追っかけました。「カタツムリの体のつくり(引用:観察事典)」を参考に添付します。

殻の中に、体を引っ込めていたカタツムリは最初に、殻の口を塞いでいた足先を出す。次に大触角を引込めたまま頭をのばす。

頭が殻から出ると、少触角に次いで大触角をのばす。大触角の柄の先の眼がのびると首をさらにのばし、辺りの様子を探って足をのばし始め、動き出す。

カタツムリの眼は明るさや暗さには敏感だが、はっきり物は見えない。大触角で障害物の有無をさぐる。基本的な動作は以上のようです。

足から分泌した粘液は、タンパク質に富み、乾くと固まって銀色の薄い膜(エピフラム)となる。暑さに弱いカタツムリは、このエピフラムを出して木陰で、枝や幹にくっついて夏を過す。またエピフラムは殻の口をおおって、乾燥から身を守る役目をする。清々しい発見でした。

気持ちが悪くなった方の気分治しに・・・花、2点追加します。

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