Monthly Web Magazine Jan. 2014
1月5日、浜大津港から琵琶湖汽船(株)の豪華船「びあんか」に乗船して、琵琶湖を周遊する行事に参加しました。
600人収容可能な全船室を使ってのゆったりとした船旅でした。
琵琶湖汽船が年初に行う出血サービス事業で、何十年ぶりかの快晴にも恵まれ、満足しきった6時間でした。
近江には実に多くの神仏たちがおられ、私たちを守っています。これら神仏の力の源を辿ると、山、川、言い換えれば自然の力・聖地に行き着くとされます。
そして、この自然の力がより集う処が琵琶湖です。琵琶湖から見える「力の源の聖地」を船上から仰ぎ、神仏パワーを戴きました。
山で生まれた一滴の水が筋〜渓〜滝〜川となって、田畑を潤し、里を豊かにしつつ琵琶湖に注いでいます。
どこからも水の神々の息吹が感じられる近江、自然な水の集合体である琵琶湖、そこには水のパワーがあふれていることを再確認した一日でした。
約70カ所とされる「聖地」の数々を大沼専門員から解説頂きました。軽妙な語りで解りやすく、陸上とは違った景観に見惚れながら歴史を身近に感じました。
進路に従い素晴らしい景観が次々と登場します。
取り分け雪を被った霊山・伊吹山が美しかった。
船内では種々の催しがありました。日吉大社裏の大行事社で汲んだ湧き水でお茶が点てられ、琵琶湖の葦で作ったよし笛コンサートも行われました。
十数本並べられた近江の地酒に人気が集まりました。その他、静かな雰囲気で種々の催しが行われました。
ハイライトは「湖水曼荼羅」
よし笛と絵語りで綴る神々の物語。湖上に浮かび、琵琶湖の水を生み出した神々の世界を、映像で語り、よし笛を奏でて、神々しい世界に触れる試みです。
神々しい夕日が差し込む中、航海が終わりました。写真は遠景ばかりですが、機会があれば聖地とされるスポットをまとめたいと思ってます。
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