Monthly Web Magazine August 2014
■■■■■ 夏休み 大野木康夫
私が通っていた中学校の夏休みの歴史の宿題に、「京都の社寺を回ってレポートを書く」というのがありました。
この社寺の数がけっこうなもので、記憶では、必ず回ることになっていた社寺は、東寺、東福寺、三十三間堂、清水寺、銀閣寺、二条城?、金閣寺、龍安寺、仁和寺、大覚寺、広隆寺、天龍寺など、大仙院、泉涌寺、上賀茂神社などはそこを回るか他の寺を回るかは任意になっていました。
先生の意図は、「京都にいるのだから、社寺に興味を持ってほしい。持てなくても将来、観光案内程度はできるようになってほしい。」といったようなものではないかと思います。
後ほど、この宿題をもとに、「京都、奈良の二泊三日の観光プランを作って提出する」という宿題を課された記憶があります。
みんな、交通局の一日乗車券で市バスや市電(まだ走っていました。)で回ったり、炎天下を徒歩で回ったりして、大変な思いをしていたようですが、寺社や鉄道に興味があった私は、楽しい宿題だったと感じていました。
その影響もあって、今も1日で多くの寺社を回っているのかもしれません。
今では、体がついていかなくなって、無理はできないようになっていますが。
7月21日の撮影では、大阪府南部の寺社のうち、普通に公開されているものを回りました。
実は寝坊して4時頃出発する予定が5時過ぎに出発したので、訪問した寺社は10箇所と、密度の割には少なくなりました。
8月1日から家族旅行で飛騨に行きました。
家族旅行では撮影上の制約は多い(あまりシャッターチャンスを待てない、三脚や交換レンズを使えない)ですが、楽しく過ごせました。
荻町で、集落の南端の撮影ポイントに行くことができたのはラッキーでした。
夏休みといえば、子どもの国語の宿題で、百人一首の前50首のうちから1首を選んでレポートを書くというのがあり、蝉丸を選んだというので、逢坂関跡についていって写真を撮影しました。
謡曲や歌舞伎舞踊などのよけいな知識を吹き込みましたが、どんなレポートに仕上がることやら…