Monthly Web Magazine December 2014

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■■■■■ 白馬三山山麓の朝霞 中山辰夫

11月22日夜に発生した長野県北部の「長野県神城断層地震」から一週間後の26日、予定通り白馬へ行きました。

街は平穏を保っていましたが、国道や県道には所々通行禁止の区域がありました。全長26㎞の断層のうち10㎞が動いたと推定され、白馬村や小谷村の断層上にあった家屋に倒壊、道路に陥没やひび割れの被害が集中、マンション室内も家具類の転倒が他の地区よりも多かったようです。避難場所であった堀之内公民館も大層な被害を受けました。報道写真そのままの現場を確認しました。

翌日の早朝、霞・霧・靄?が発生して視界が利きませんでした。(1km以内は霧、それ以上は靄と呼ぶようです。ここでは霞にしておきます)

白馬三山と山麓の景色の変化を追ってみました。スタ−トはAm6:30頃で約5分毎に追いました。

場所を選ぶ余裕もなく始めました。一時霞が薄れ朝焼けとなりました。(Am6:35〜7:00 )

霞が消えたり、生まれたり、その濃淡もクルクル変わり、その都度景色が変わります。(Am7:00〜7:45)

向かい側にお日さんが上がり出します。(Am7:45〜8:00)その動きに合わせて周囲が変化します。

おひさんが高く上がって霞も消えました。いつも通りの美しい白馬三山、白馬の街並に戻りました。(Am8:00〜8:20 )

12月に入ってスキー場もオープンしたようです。元気ある白馬に早く戻るよう願っています。

被災された方々には申し訳ない気持ちで過ごした数日でしたが、見・聞きしたことは地元の防災会に情報提供して、役立ててもらいます。

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