Monthly Web Magazine Sep. 2016
重要伝統的建造物群保存地区(は全国で110箇所が指定されていますが、関東一都六県には六ヶ所存在します。
石川県のように一県で八か所も登録されている県もありますれど、七都県で六ヶ所はいささか寂しい状況です。
しかも江戸時代以降、現在まで長く国の中心である首都があり続けたことを考えると不思議な気さえがします。
これも戦争の影響でしょうか。
その六ヶ所は
1、群馬県桐生市桐生新町
2、群馬県中之条町六合赤岩(未訪問のため画像なし)
3、栃木県栃木市嘉右衛門町
4、埼玉県川越市川越
5、茨城県桜川市真壁
6、千葉県香取市佐原
この内、中之条町六合赤岩を除く五ヶ所に私は撮影に出かけています。
さらにJapan Geographicへの投稿開始前の川越訪問を加えると全て複数回訪問しています。
特に、真壁と佐原は住まいから近いこともあり、東日本大震災以前、震災被害の激しい時、被害からの復興プロセスといろいろなタイミングで撮影にでかけていて、そのせいもあって私には愛着の強い重要伝統的建造物群保存地区です。
真壁 震災前 再建工事中 現在
佐原 震災前 再建工事中 現在
こうなると「重要伝統的建造物群保存地区」好きの私としては中之条町六合赤岩に出かけたいと思ってしまいます。
以前同じ中之条町の冨沢家住宅を訪れており、訪問のチャンスがあったのに逃しています。
Japan GeographicのGenaral Ratingが六合赤岩が'2'に対し、他の重要伝統的建造物群保存地区は'3'又は'4'となっていて若干訪問を躊躇させる要因がないわけではありませんが、関東の重要伝統的建造物群保存地区全て制覇を出来る限り早く達成したいと考えているこの頃です。