JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Dec. 2017

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■ SLサミット  蒲池眞佐子

「全国SLサミット in やまぐち」が山口市で行われる前日、3台のSLの公開が転車台にて行われた。

デゴイチの名でよばれるD51とC56、C57の3台だ。

3台も一斉にお披露目は京都鉄道博物館以外ではなかなかないのではないだろうか。

D51は経年69〜116年、C56は78年、C57は80年らしい。

D51−200号機は1938年10月、鉄道省浜松工場で製造、岐阜県を中心に中部地区で活躍、現在79才、この老体が山口市から津和野市までを走ることになり、お披露目となった。

さすがの人だかり、撮り鉄ではない私もバチバチと写真を撮る。

どうしてもこんなイベントは人が映り込んでしまうのが難点だが、これはこれで人気がある絵にもなるかなと思っている。

          

翌日のSLサミットでは俳優の六角精児さん、音楽家の杉浦哲郎さん、京都鉄道博物館副館長の藤谷哲男さんをパネリストに迎え、SLについてトークされた。

こちらも楽しい会話だったが、写真NGの為、ちょっと残念。

次の日のD51運行時には六角さんが一日駅長をやっていたが、これまた人だかりでチビの私から見えるのは人の背中ばかりで撮れず、こんな時、背の高い人はいいなーと思うのであった。

イベントにはもちろんゆるキャラたちも参加。

   

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