JAPAN GEOGRAPHIC
Monthly Web Magazine June 2018
桜から始まって今年の花々は全て咲き出すのが早い様なので、6月の最初の日曜日に松戸の本土寺に出かけて見ました。
ここはあじさい寺とも呼ばれ、境内には一万株もの紫陽花が植えられています。また花菖蒲も五千株ほどもあり、この時期多くの花に囲まれる寺です。
青い紫陽花はまだ花の数は少ないものの色づきはまあまあでしょうか。ピンクの花は色づきが充分でないものが多く見受けられました。いくら早いといっても梅雨入り前に美しい紫陽花を期待するのは無理があるようです。
花菖蒲は満開の状況です。例年、紫陽花より早く満開となる花菖蒲ですから当然でしょうか。
ただ、今年はスギナがはびこり、花菖蒲の花の数が少ないとの事。少し異常な季節の移ろいのせいでしょうか。
白い紫陽花はきれいに咲いていますが、それ以外の花の色は淡いままです。
青空の下の紫陽花よりやはり雨に打たれる紫陽花が美しいのでしょう。
関東も昨日(6/6)、梅雨入りしました。あと一週間もすると本土寺の紫陽花も見頃になりそうです。
人には、とても鬱陶しい季節ではありますが。
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