Monthly Web Magazine Sep. 2018
平成30年台風21号は9月4日に上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。
私は地下鉄で通勤しており、帰宅が容易だったので通常どおり出勤し、台風が通過する際にはオフィスビル10階の職場にいましたが、ビルが風で揺れるのを体験しました。
台風が来る前の昼休みの終わりごろの御池通
帰宅途中、御池通には木の枝や葉が散乱しており、歩行者用信号の方向が曲がるなど、風雨の強さを改めて感じました。
9月8日、新聞で倒木が報道されていた賀茂御祖神社(下鴨神社)に行きました。
復旧作業により参道は安全に通行できるようになっていましたが、一部の倒木はそのまま残っていました。
台風21号では通過前の南風が強かったため、南北方向の参道が風の通り道になって大木が倒れたのかと思います。
楼門前の鳥居左側の大木が折損
平成28年12月10日
平成30年9月8日
泉川にかかる橋付近の大木が折損
平成28年12月10日
平成30年9月8日
その他、照明灯の倒壊、大木の倒木、折損が見られました。
幸いにも社殿群には目立った損傷は見られませんでした。
文化財はそのままの姿で保存するのが原則であり、災害にはあまり強くないので、被災したら早急な復旧が行われます。
国等の補助はありますが、管理者の負担は少なからず生じるので、大変だと思います。
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