JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Jan. 2019

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■ 熊野へ?度  大野木康夫

1月5日に日帰りで熊野三山詣りに行きました。

京都の家を出たのは6時過ぎ、熊野本宮大社まで京奈和道、国道168号経由で3時間ほどかかりました。

まあまあの人手で、河原の臨時駐車場に車を停めることになり、石段を上がって祓戸社、手水所を経て神門前に行くと、授与品を授けてもらうテントが立ち並んでいました。

神門をくぐって、作法どおり5箇所でお詣りをしてから、自分に勝つための御守りという「勝守」を授かりました。

     

本宮からは高規格道路を通って新宮の熊野速玉大社に行きました。

写真を撮る身としては、本宮から新宮にかけて、見ごたえのある滝が点在しているので、寄りたいところでしたが、時間が遅くなるのでどこにもよらずに新宮に直行しました。

速玉大社は社殿が明治期に打ち上げ花火で全焼したために、新しい社殿となっていますが、梛の大木が生い茂っており、いい雰囲気の神社でした。

   

最後に、熊野那智大社に行きました。

熊野那智大社は拝殿の改修中で、社殿が見えにくくなっていました。

    

せっかくなので、隣の青岸渡寺にもお参りしました。

   

那智の滝は水量が少なく、やさしい感じになっていました。

   

熊野三山と青岸渡寺の御朱印です。

 

最後に、写真撮影をしたいと思い、熊野の楯ヶ崎に寄りました。

楯ヶ崎へは国道311号沿いにある駐車場から南方系の植生の林を通る遊歩道を2km弱行かなければなりません。

   

15分ほどで海岸に鎮座する阿古師神社に着きました。

  

阿古師神社は中間点で、そこから遊歩道のアップダウンを15分ほど行けば千畳敷に着きました。

すぐ上には二木島灯台があります。

   

灯台を越えると、楯ヶ崎展望台で、柱状節理の見事な断崖を見ることができます。

釣り人は断崖の下まで降りていましたが、高所恐怖症なので、断崖の上から眺めるのが精一杯でした。

それでも、いろいろな角度から撮影することができました。

     

帰路は東周りの道で帰りました。

途中みえた断崖は海金剛です。

 

日が暮れると大変なので、急いで駐車場に戻りました。

 

熊野にはこれまでも何回か行っていますが、滝、熊野那智大社、鬼が城、熊野古道、お祭りなど撮影したいものがいっぱいあるので、今後も何度も訪れたいと思います。

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