Monthly Web Magazine Mar. 2019
過日新聞でカラスの記事に出合いました。読みながら思い出したことを書きました。
厄介者のカラスですが「シートン動物記」には、貝殻など白く光るものを集める習性があると記されているようです。
新聞記事の内容は、東京の多摩地区に勤める女性がカラスから定期的に、光るものをプレゼントされているという話。
会社近くの敷地に巣から落ちたヒナがいて木陰に戻してやったという。すると後日小柄なカラスが鍵のデザインのアクセサリーを加えて来て、女性の前に落とした。その後も贈り物は続き、ビーズ飾りのボールペンやスプーン、など等。今年最初のプレゼントは蛍光色の釣りのウキだったとか。
女性は「人の顔が識別できるのか? 本当に賢い」と話されていたとありました。「日経」
我が家の一角に電柱が建っています。平成13年頃この電柱に多くのカラスがとまり迷惑していた時期がありました。ある日電柱から落ちたヒナを見つけ、近くの動物病院に連れて行きました。手遅れでしたので元の場所に置いてやるといつの間にか姿が消えました。親カラスは病院までの間離れず追っかけてきました。この些細な事からカラスを身近に感じました。もしヒナが生き返っていたら贈り物をされたかも・・・。
3年程前、知恩院塔頭の屋根に止まったカラスが約10分かけて百態の動きをするのに出会いました。辛抱強く100枚ほど画像に納めました。後ほどメンバーの田中さんから「カラスの身繕い」と教えて頂きました。全身を念入りに嘴で身繕う様にビックリしました。可愛く感じました。
最近、カラスは都市部からも激減したようです。スズメ、ツバメも半減に近いとか。代わりに新たに増える鳥がいるようです。
我が家の電柱はカラスに代わりムクドリの大群が朝・夕飛んできます。鳴き声と撒き散らす糞に音をあげております。
電力会社の対策工事も効き目がありません。ムクドリには憎しみだけ残っています。
昨年末、威嚇ピストルで驚かしたところビックリしてすぐに飛び去りましたが、果たしていつまで効果があるか。そろそろシーズンに入ります。
カラスの方が可愛い気があった・・などなど、新聞記事をきっかけに思い出して時を過ごしました。
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