Monthly Web Magazine Nov. 2019
近鉄電車で奈良に向かう途中、車窓に大きな門が迫ってきます。
そこは平城宮蹟と呼ばれ、世界文化遺産に登録された場所。
古来、奈良の都があったおよそ1400年前に政治機構が集まっていた場所です。
今も静かに遺構は地中(地下2mほど)に眠っています。
その跡地は国営公園平城宮蹟として開放され、当時の建造物を出来うる限り復元したものが建っています。
現在、平城宮蹟の南の正門である朱雀門、当時の天皇が使った大極殿が復元されています。
そして、天皇の即位などの国家行事を執り行う大極殿の前の広場(大極殿院)が復元中です。
大極殿院の入口(南門)の工事現場を今回訪ねてみました・・。
中に入ると南門の一階は出来ており、庇の屋根の造っている所でした。
宮大工の実演(槍鉋、手斧など)
実物の屋根の構造や組物を間近でみることができた。
南門は3年後の令和4年(2022)の春には完成してその雄姿を現す。
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