JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine May 2020

Back number


■ 近くの花 蒲池眞佐子


緊急事態宣言が出されて、なかなか、外には行けない状況だ。
昼はほとんど家から出ず、ストレスを貯めることに一生懸命になっているが、早朝の散歩だけは続けている。

ふと見ると、小さなかわいい花たちが咲いていた。
季節はどんどん進んでいる。

名前に詳しくない私はいつものごとく、オッケーグーグル様にお尋ねをするしかない。

こちらマツバウンランらしい。
とても小さな花で1センチぐらいだろうか、細い枝の上部に藤色の花をつけている。
    
 
こちらの樹木にもちいさなかわいい花がたくさん咲いている。
ドウダンツツジらしい。
ウィキベディアによると、ドウダンツツジは、ツツジ科ドウダンツツジ属の植物。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの。
だそうだ。
   

こちらはシラン
ウィキベディアによると、野生のものは準絶滅危惧種。しかし栽培品として広く普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しい。だそうだ。
すごいもの見つけたか?と思ったが、駐車場の横に咲いているところから、栽培品であることは
間違いない。
  


ときれいな花々を撮影していたら、近くのクローバーになんと、6つ葉のクローバー発見。2枚がまだ咲ききっておらず、ちょっとくっついている。
なんかいいことあるかな。
 

人が集まらないように花を切り落としたり、クローバーの聖地もカットしてしまったり、なんとも悲しい時期ではあるが、遠くに行かなくとも足元にも季節があるものだ。

 

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